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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 445

確率変動を4万8千円以内で当てれば、たとえ少額であっても勝てる。
千円のスタート10回転で7千円なら

70回転
当たり/50.868% ハズレ/49.132%

当たりの確率がハズレの確率をかろうじて上回る。そして1000玉当たりが1回でちょうど戻る金額である。
「ありがとう、慣れないところで、ちょっと不安だったんだ。あなたと麻雀ができるほど勝てるかわからないけど、また来て遊んでみることにするよ」
琉はソファーから立ち上がると、麗花にぺこりと頭を下げた。
(不安だったのに、ポーカーとブラックジャックで常連客からうまく勝てたのね)
店内のオンラインで客は対戦できる。
ブラックジャックでは、自分がディーラー側になるか、客側になるか選ぶことができる。ディーラー側で対戦する客はめずらしいが、琉はディーラー側でうまく駆け引きをしていた。
ポーカーではロイヤルストレートフラッシュで勝つなど、派手な勝ちかたを見せつけた。
麗花がバーチャルパチンコの攻略法を教えてもすぐに飛びつかずに、今日のところは、琉は攻略法を試さずに帰るらしい。
もしも麻雀の誘いにすぐに乗ってくるようなら、もうカジノなんかに来る気が起きないぐらいへこませてやるつもりだったが、なかなかいい勘をしていると麗花は感心した。


西澤久美子。
結婚五年目の専業主婦。
夫が留守な間にこづかい稼ぎをしようとして、男三人にレイプされた上に、琉に天満教の秘薬〈天使の涙〉の原液を注射されてしまった女。
琉が〈慶龍飯店〉から闇カジノで博打の腕前をふるっていた同じ夜に、金を稼ぐために援助交際でラブホテルに来ていた。
夫にはスポーツクラブの仲間と食事だと伝えてあり夜9時すぎに帰ると伝えてある。
今、相手をしているのは2人目の客だった。
(え、こんなにくれるの?)
財布から5万円を手渡されて、西澤久美子は客の顔をまじまじと見つめて言った。
「あれ、足りなかった?」
ソファーに座った客は革の長財布をのぞきこむ。久美子から財布の札入れに、まだ30万円以上の札が入っているのが見えた。
客は追加でさらに2万円を渡してきた。
最初の客はホテル代込みで2万円だった。
「そういえば、ホテル代込みって言ってたのを忘れてたよ」
この2万円はホテル代のつもりらしい。
久美子は追加の2万円は返した。
「この部屋に宿泊するって言ってましたよね」
一人目の客は待ち合わせた駅から歩いていけるラブホテルで、前戯れは10分かけないうちに挿入してもらい、シャワーを浴びてすぐにラブホテルを出て久美子は電車に乗った。1時間かかっていない。
「出張でね、このあとは、何か食べて寝るだけなんだ。どのくらいまで一緒にいられる?」
部屋の時計は夕方6:18。
さすがに、久美子も5万円を渡されて1時間で部屋から帰してもらえる雰囲気とは思えなかった。
「……夜9時前ぐらいまでなら」
夫の裕にはホテルを出たら、話し込んじゃって少し遅れるとホテルを出たら連絡しようと久美子は考えていた。
「じゃあ8時ぐらいに一緒に晩飯でもどうかな、おごるよ」
客の提案に久美子はうなずいて、笑ってみせた。
客はフロントに行ってカードキーを受け取って戻ってきた。
ラブホテルではなくビジネスホテルである。
客に手を握られてエレベーターで5階に移動。
部屋に入ると久美子は抱きつかれた。

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