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セフレにされました
官能リレー小説 - レイプ

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セフレにされました 3

(失恋して、やけ酒かぁ)
誠は酒を飲まない。
「こういうときは、なんて言ったらいいんだろう。御愁傷様……かな?」
「誠くんって、ちょっと変わってるね」
「うん、よく言われる」
体の向きを変えて振り向いた奏が誠の顔を見つめた。
「彼女とか……いる?」
「いない」
「誠くん、彼女ほしい?」
「……まあ、いちおう」
誠が答えると、奏は「あたしじゃだめかな?」と言い出した。
「えっ?!」
「そんなに驚かなくていいでしょ。もしかして嫌なの?」
「嫌とか、そういうことじゃなくてさ」
「じゃあ、何なの?」
この国の少子化対策として重婚も認可されて二十年が経過している。裕福な者たちには浮気がスキャンダルにならなくなった反面で、庶民はパートナーとして、入籍しない事実婚が増えた。
彼氏、彼女、つまり恋人になるというのは、パートナーになるということの意味合いが強い。
「俺は賃貸物件に住んでるから、お金あんまりないよ」
「それがなによ?」
奏はそう言うと服を脱ぎだした。ピンクの紐の布地はヒョウ柄のブラジャーと紐パンだった。
「ここまで女にさせて断るなら、あたしのことを誠くんがよっぽど嫌ってことだよね、ちがう?」
奏がベッドの上で腰に手をあて仁王立ちで誠を見下ろす。
「でも、別れたばっかりなんでしょう」
上半身を起こした誠が目をそらせながら言った。
奏はブラジャーと紐パンも脱いで全裸になった。
「あたしね、公園で誰かに襲われてもいいって思ってた。誠くんが声をかけてきたとき、正直すこしこわかった。でも、そのあと黙って警察も呼ばないでそばにいてくれたでしょ。この人になら犯られてもいいって思ったんだよ」
仁王立ちしていた奏がぺたんとベッドの上に座りこんで、うつむいて話しだした。
「……どうしても嫌ならいいけど」
誠は奏の頭を撫でた。
「嫌じゃない。ただ驚いただけだ。それに美人だし、俺でいいのかなって」
奏が顔を上げて抱きついてきた。誠は奏に押し倒された。
(ああ、またいい匂いがする。もう我慢できない!)
誠は夢中で奏の背中を撫で、唇を重ねて自分から舌をさし入れた。
「んっ、むぐっ、んんっ……ふあっ……はぁ、はぁ、誠くん、キス上手だね」
奏が誠の頬を撫でて言った。
奏は誠の上着をめくりあげ、小さな乳首をちろちろと舐めた。誠が思わずあえぐ。
「かわいい。女の子みたいな声でちゃってるよ」
奏が誠の股間をズボンの上から撫でて言った。
奏が誠の首筋に舌を這わせ、指先で乳首を弄る。
「敏感だね、気持ちいい?」
誠がうなずくと「素直でよろしい」と奏は言って抱きついて唇を重ねてくる。
奏の乳房の弾力と柔らかさが誠の肌に密着してきて気持ちがいい。

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