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セフレにされました
官能リレー小説 - レイプ

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セフレにされました 2

「あたしが床に寝るから、きみはベッドを使ってよ」
起き上がって、ベッドから降りてきた。
「別に気を使わなくていいよ。連れてきたのは俺だし」
ちょっとむきになって寝そべったままでいると、女性が上からかぶさってきた。
「ちょ、ちょっと……あっ!」
「ふふっ、こっちはすっごく元気じゃん。あたしとしたいの?」
部屋着のジャージの股間の上をさわられて、勃起してるのを指摘された。
「いや、その、したくないわけじゃないんだけど、でも、名前も知らない人とそういうことは、その……」
「あたしは花園奏(はなぞのかなで)だ。きみの名前も教えて」
「……渡瀬誠(わたせまこと)」
誠が返事をすると頬にキスされた。
「誠くん、床じゃ風邪ひいちゃうかもしれないから、ベッドで一緒に寝ようよ」
奏はそう言うとベッドに腰をおろして誠に手招きした。
誠が奏の隣に腰をおろすと、奏の顔が近づいてきて唇が重ねられた。目を閉じた奏は舌を入れてねっとりと絡みつかせてくる。
誠はディープキスの感触に思考が停止した。
「さわっていいよ」
長いキスのあと、奏は誠の手首をつかんで服の上から自分の乳房のふくらみに手をふれさせた。
(これが痴女ってやつなのかっ、このままだとこの人のペースでなしくずしに……)
「あのさ、聞いていいかな?」
「ん、なあに?」
どうして真夜中の公園で、酔っぱらって泣いていたのか。
誠が質問すると、奏はベッドに仰向けに寝そべって「えーっ、誠くん、それを今、聞いちゃう?」と言った。
「あたし、遠距離恋愛してたんだけどね……」
誠もベッドに寝そべって奏の話を聞いた。
いきなり別れたいと連絡が来て、通信接続をシャットアウトされたらしい。
「で、部屋で一人で飲んでたんだけどね」
ふらふらと電車に乗って、降りたことのない駅で降りて、公園で飲んでいたらしい。
どのくらいつきあっていたのか、とか、捨てられた恋人に会いたいか、とは誠は質問しなかった。
どのくらい飲んだかは聞いてみた。
「えーっ、気になったのはそこ? よくおぼえなないや、ははっ」
と笑ったあと、奏は誠に背中を向けた。

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