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Hunter
官能リレー小説 - レイプ

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Hunter 10

彩花は職場の同期や先輩も安全にジムに通えるように辰郎の画像を不審者として公開した。
由佳里は悩みつつも、彩花に自分が被害にあったと涙ながらに告げる。
後日、彩花が護とれいこが辰郎に接近し、由佳里に賠償するように求め、相場にある二百万で話がまとまった。
もちろん、辰郎にとっては楽な額でなく、柔道教室でも私物化という不正がバレて今週中でクビと決まった。
しかし、れいこの親友の仁美によって巨根クラブという男娼やAV業界への転職で稼いで払うと誓わされる。

「まさか、クビになる前にこんな茶番を用意されるとはな…」
「いいじゃない、道場破りを受けたって理由でやめたってことにできて、格好付くじゃない」
「お前、どうして道着の下はスパッツなんだ。柔道を舐めてるのか」
「もう柔道なんてやめるからいいじゃない、これは賭け試合よ。勝ったほうが…分かるでしょ」
仁美は道場破りという形で自分もれいこと同じくらい強いと示す事と、辰郎に柔道家として最後に花を持たせようとしていた。
彼女もれいこと同じで格闘経験はあったが、専門は空手だった。成り行きを見守る子供たちにも、彼女の長いポニーテールや豊満な胸やヒップが印象的に移る。

2人が組手の態勢をとる。
柔道に関しては素人の仁美だが、同じ格闘経験者だけあって相当慣れがあると辰郎は感じた。茶番と理解したうえで仁美へのダメージも最低限で抑えようと意識する。

(これで、最後か)

辰郎は仁美に向けて一歩力強く踏み込み彼女の体を崩し右太ももに自らの足を入れ豪快に体を飛ばす。現役の頃から一番得意だった、内股。仁美は背中から畳に落ちていく。しっかり受け身は取れた。


「あなたの勝ちね」

「いいか、二度とこの道場に来るんじゃないぞ」
「約束するわ。それと、ヒールで畳の上に上がったのも謝るわ」

なんとか様になった光景に教え子たちのテンションも上がって歓声が起きる。しかし、彼はそれを諌めた。
そのまま、後輩に挑発に乗って穏便に仁美を追い払えなかったことと道場主が不在にもかかわらず試合を受けてしまったことを詫て今日限りで道場を去ると告げる。

「やっぱり、あなたは強いわね。油断してるとはいえ、れいこの背後を取ったし、もし道場でなければアタシも絞め落とされてたかもね」
「お前こそ、道場でなければ空手を使っただろ」
「あんたはもう商品なのよ、傷物にはできないわ。それに、れいこに怪我させてないことに免じて、賭けに従うわ」
「今度は茶番にしないぞ。俺が使い物になることを見せてやる。柔道はやめても、男はやめてないからな」

二人はワゴン車で道場を後にしていた。辰郎は復讐から始めたことも、結果的には無辜の女性と柔道界に仇をなした事実を受け入れ、由佳里に賠償するだけで彩花への未遂や悟を巻き込もうとしたことも不問になったことに感謝する。
そして、道着と黒帯との別れだけでなく、主導的なセックスができるのも今日が最後と思うと、巨根に血液が流れ込み、ラブホテルへとワゴン車を走らせた。

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