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もうゆるして
官能リレー小説 - レイプ

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もうゆるして 7

紗希と肥満男は一度ベットから降りて、シーツのしみがある上にバスタオルを広げた。
「これでもう冷たくないね」
肥満男がベットに仰向けに寝そべる。
紗希が今度は身をかがめてフェラチオをした。
亀頭の真裏の敏感なところを、ちろちろと舌であやす。裏筋にそって舐めおろす。
肥満男が「あぁ……」とうめくようなあえぎ声をもらすと「ねぇ、もっと声を出して、感じて」と紗希は吐息まじりの声で言うと、ぱくりと口にふくんだ。
紗希自身、なんで肥満男には大胆になれるのかわからなかった。
仮性包茎ペニスはむき出しになり勃起している。途中までくわえて、速いピッチで唇をすべらせる。
優衣が自分からは絶対しないことを、紗希はやってのける。
肥満男がもともと紗希はセックスには大胆なところがあったのか、それとも誰かに仕込まれた性癖なのか、と思いめぐらすうちに、射精しそうになる感覚が迫ってくる。
紗希は頭を揺らし、喉に当たって吐き気をもよおさないか肥満男が心配になるほど、激しくペニスを刺激してくる。
「んっ、ふぐっ、ぅん、ん、んくっ……」
「ああ、もういきそう、ちょっと待って」
肥満男がついつい腰を突き上げてしまう。
「ふあっ……はぁ、はぁ、んっ……」
紗希は唇をペニスから離して、とろんと酔ったような目で、唇のはじからこぼれた唾液を手の甲でぬぐって微笑した。
「紗希っ、もう我慢できない、犯す!」
紗希の上からかぶさるように体を密着させて、ペニスを押し込み、紗希と手をつなぎながら、肥満男が腰を打ちつけるように、本能に従い激しく動かした。
紗希は肥満男の手をぎゅっと握って、感じているのをあえぎ声以外でも伝えてくる。
「あぁん、また、いくぅ、んああぁっ、キミも気持ちよくなって、あぁっ、いくぅ!」
「いくよ紗希っ、くっ!」
肥満男が、紗希の懇願と搾り取るような膣肉のうごめきにつられて射精した。
一滴残らず脈打ちを終えるまで紗希は汗ばんだ肥満男を抱きしめながら、かぶさっている重さに世界中の男からつつまれている気がした。
満足した肥満男が紗希の中からペニスを抜き出すとまだひくひくと反応している紗希のわれめから、白濁した精液がどぷっと吐き出されてきた。
「キミのこと私好きになっちゃったかも……」
肥満男は紗希の隣で仰向けに寝そべり、うとうとしながら紗希の声を聞いていた。
眠り込んでしまった肥満男の寝息を聞きながら紗希も眠ってしまった。
翌日の九時すぎに、まだ眠そうな表情の肥満男と手をつないで、紗希はホテルを出た。
「このあと、キミは何か予定あるの?」
「……おなかすいた」
「私も。ファミレスでいい?」
ファミレスで注文した料理を待っているあいだ、紗希は何を話せばいいか迷っていた。
「なあ、紗希……」
「なあに?」
「彼氏とかいるの?」
紗希が目を細めて微笑しながら肥満男をみつめた。鼓動を高鳴らせながら。
「キミの彼女にしてくれる?」
「うーん……」
紗希が肥満男をじっと見つめる。
「どうして?」
紗希が笑顔を崩さずに肥満男に質問する。
「僕のほうが聞きたいな。紗希はなんで僕なんだ?」
紗希の顔が赤らむ。耳まで真っ赤になるほど。
そのとき注文したランチが運ばれてきた。
「食べましょう。はい、いただきます!」
「……いただきます」
食事をしながら紗希は肥満男の食べる様子を見ながら、昨夜の情交を思い出してしまう。
あの唇や舌、手や指が自分を愛撫したのだと思うとそわそわと落ち着かない。

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