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RPG(レイププレイングゲーム)
官能リレー小説 - レイプ

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RPG(レイププレイングゲーム) 40

AV女優がいなければ撮影はできないので、普段の撮影現場ではちやほやされているが、この撮影の時はスタッフ全員が必死だった。リツコも疲れたが、それが背景になっている時代の緊張感とうまく重なっている感じに仕上がっていた。
クライマックスで監督のぺニスから射精させて顔に精液を浴びたあと、リツコが微笑するシーンはかなり凄みがあった。
「僕の撮影したAVの中でこれが最高傑作だ」
監督は後日、スタッフを集めて自腹で打ち上げを行い、スタッフの前でリツコに言った。リツコはAV女優になって、初めて誇らしく思えた。
勝俣はこの作品を見て嫉妬した。自分の知らない女としての彼を引き出した監督のことを、リツコが惚れたと気づいたのだ。
リツコに首輪をつけ、縄で縛った。
「お前は俺だけのものだ。この髪も唇も」
勝俣は亀甲縛りにして突き出した乳房を揉み、唇を重ねて舌を入れてくる。
リツコは拒まない。しかし、勝俣は苛立ちが止まらず縛り上げたリツコを床に転がして、足で乳房を踏みつけた。
足の裏で圧迫され、胸の中に豊胸のためにいれたものが破けないか心配になった。
勝俣はそのあと這いつくばり「鍋島は、お前のこれをしゃぶったのか?」と暗い目つきで言うと、リツコのぺニスをゆっくりと口に含んだ。
勝俣はリツコを勃起させると、上下に激しく扱く。どんな男の口や手でも愛撫されたら反応して射精へと上り詰めていく。
「くっ、あぁっ!」
勝俣はビクビクと脈打つぺニスから精液が放たれると犬のように舐めた。
勝俣は射精直後の敏感になっているぺニスをさらに扱き、しゃぶりまわす。
「はぁ、はぁ、勝俣さん、いったばっかりなのに弄ったら、あぁっ、感じすぎちゃうよ」
勝俣は返事をせずに再びリツコをかたく勃起させようとする。
かつて、いじめられていたとき、ガムテープで口を塞がれて、両手は背中側でガムテープとビニールテープできつく巻かれ、体育倉庫のマットの上に転がされていた記憶がよみがえる。
制服のズボンと下着を脱がされ、跳び箱の上に座っている女の先輩の目の前で、彼は男子生徒にぺニスを扱かれて射精させられた。
ラブレターの返事がしたいから放課後に体育倉庫に来てと岡野理恵に呼び出され、行ったら教師からも敬遠される不良生徒三人と岡野理恵が彼をおもちゃにしようと待っていた。
勝俣が自分のぺニスをしゃぶらせようとリツコの唇に押しつけてくる。
あの時と同じだと思った。
男子生徒たちは、女顔の彼に自分たちのぺニスをしゃぶらせた。喉奥まで突き入れ口の中に出した。
いくら整形して肉体改造しても、何も変えられない。
絶望がリツコを憂鬱にする。
勝俣は「出すぞ、全部飲んでくれ」とうわずった声を出した。
勝俣のマンションの部屋で彼は三日間監禁されていた。
撮影と同じ日数だけ。
「お前がうちの俳優じゃなければ、タトゥを入れさせたりするんだけどな」
勝俣は彼に吉原とかの遊郭の女郎は名前を彫ったり、指を切り落として男に誓いを立てた話をしてから帰した。
その数日後、彼は貯金を解約して監督に会いに行った。
ただ会いたかった。
「もう辞めたい」
「君は女優の才能がある。僕は君と仕事をしてから、他の女優じゃダメなんだ。ちゃんと撮れない」
リツコとの作品のあと、監督は駄作を連発する。
女優がオーガズムを感じる瞬間はリアルだが、リツコのような演技力はなかった。人はそれなりに感情などを演じるように抑制して生きている。
抑制していない瞬間はリアルだが緊張感がない。リアルすぎてリアルさが伝わりにくい。
演技とリアルは表裏一体だと監督は気づいてしまった。
「辞めるなんて言わないで、うちの事務所に来て、また僕と一緒に撮ろう」
リツコはいくら自分が努力しても、誰かに頼るか奴隷のように虐げられて服従するしかないと絶望していた。
「監督、私を抱いて」

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