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奴隷市場
官能リレー小説 - レイプ

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奴隷市場 12

ご主人さまの機嫌が悪くなった。
「そんなことはしなくて良い。余計なお世話だ。」

「はいはい。分かりましたわよーだ。でもなぁ」

女性は私をまじまじと物色している。
あの奴隷市場で私を見ていた男たちのような視線じゃなかったけど、見定められているようで、怖かった。

「なんか、勿体ないわねー」

落胆した女性は、がっくりと肩を落とす。
…肩を落とした際に揺れたおっきなおっぱいが気になった。良いな、私もあのくらい欲しいな。

「久しぶりとはいえ、結構出したんだ。もう満足しただろ。」

「…も〜、分かったわよ〜」
ご主人さまに言われるなり、女性はベッドから下りた。私を見て喋り出した。

「驚くかもしれないけどね、私サキュバスなの。」

サキュバス?聞いたこともない言葉に唖然とした。

「分からなくても仕方ないわね。要するに、 人の心を惑わす悪魔、といった感じ。…ああ安心して。別に貴女のご主人さまを奪いたいわけじゃないから。」

私は発言することにした。
安心は全然出来ないけど。

「あ…悪魔って、その…痛いことする、んですか?」

ご主人さまには痛い思いはしてほしくない。

「んー、痛いことではないわね。…寧ろ、人にキモチ良いことしてるの。」

「お前の場合、死人が出るけどな。」
気持ち良いこと。
多分ご奉仕のことだろう。

「あの…」

この女性にご主人さまを奪われたくない気持ちは変わらないけれど。

「なあに?」

「…私に、ご奉仕のやり方、教えて頂けません、か?」

パッと見たところ、この女性には私よりもご主人さまを喜ばすことに長けているように見えた。
…私は、市場で売り物となるため、イマラチオやレイプを繰り返し受けてきた。
けれど、他の奉仕の仕方は何一つ知らない。
だから、私の知らない奉仕のやり方を、この女性から学ぼうと思ったの。

「アシュメにそんなことは「ウフフフフ♪良いわよ、貴女…思ったより良い度胸してんじゃない。ますます気に入ったわ。」

「はい、宜しくお願いします」

妖艶な笑みを浮かべる女性に、私もにっこりと笑う。隣でご主人さまが何か言おうとしていたけれど、私は無視することにした。
…何の説明もなく待たされた仕返しだもん。
「素直な娘は良いわねえ。ほんとに、お持ち帰りしてゆっくりと教育させてあげたいくらいだわぁ。」

ひっ。
ご主人さまがアーリアさんを物凄い形相で睨んでる。

「もう!分かってるわよ、言ってみただけだから本気にしないでよ。」

「ふん…」

私とアーリアさんを各々一瞥すると、そのまま口を閉ざしてしまった。
…すごく恐い顔してたし、私お仕置き受けるのかなぁ。
うん、ご主人さまのこと傷つけちゃったから、罰を受けなきゃ。
痛いことされるかも、と思うと身体が震えるけど、ご主人さまの気が済むなら越したのとはない。
…恐いけど。

アーリアさんが私に耳打ちする。

(カルアってさ、今みたいに時々恐ーい顔するけど、あんま気にしなくて良いからね。彼なりの愛情表現なのよ。暴力なんて野蛮な真似は絶対したりしないから、そこは安心して。)
(あ、はい…。)

アーリアさんにそう言われてびっくりした。私って、考えてること顔に出やすいタイプなのかな。気をつけないと。

「…小声のつもりなんだろうが、ばっちり聞こえてるからな。まぁいい。アシュメ、一人にさせて悪かった。」

「あ、いえ。そんなことは」

捨てられるんじゃないかって、怯えてました、なんて言えないし。

アーリアさんがご主人さまを横目にニヤニヤと笑っている。

「で、紹介する。この淫乱女はサキュバスなんだ。信じられないと思うんだが、サキュバスという一族は、男の精を吸うことで生きている。元々この屋敷に一緒に住んでたんだが、急にふらりと居なくなるなり、今日久々に帰ってきたと思ったら、様子がちょっと変だったんでな。」


さっき屋敷で初めて会ったときとあまり変わらないように見えたけど。ご主人さまから見て、何か変だと思ったのだろうか。




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