ミニスカポリスを捕獲せよ 6
また、男たちが何かを言っている。
恵は。それに耳を傾ける余裕もなく、必死だった。
身体をよじらせ、尻穴に指を埋めたままオ〇ンコに指を伸ばそうとする。
イキたい。
気持ちよくなりたい。
オ〇ンコいじりたい。
欲望のまま、淫らな言葉を吐く。
達せられない欲望に焦れる恵の目が、ニヤニヤと自分の痴態を見つめる男たちの姿を捉えた。
「ね、ねえっ…」
恥も外聞もなく、『演技』であることも忘れて。
「お、犯して…ください…」
「おいおい。犯す、だなんて怖いこと言わないでくれよ…なあ、みんな」
「そうだな」
「ねーちゃんから頼んでんだから、これは和姦だろ?」
「ただのプレイだな」
「……プ、レイ…」
ああ、そうだ…これは『演技』だ…だから…。
欲望と興奮に混乱していた思考が、『いつもどおり』のクリアさを取り戻していく。
恵は、尻穴から指を抜いて、身体を起こした。
そしてそのまま、床に顔をこすりつけるようにして男たちに向かって後ろ手に拘束されたまま土下座した。
「申し訳ありませんでした」
「まあ、わかればいいさ」
恵は頭を上げ、あらためて言葉にした。
「今日は、淫乱マゾの『望み』を叶えるために集まっていただいて感謝しています」
恵の意識から、法子の存在は綺麗に消えていた。
自分の中の、非社会的な性癖は、警察官としてなかなかにやっかいな問題であり……ミニスカポリス隊の一員として、いわゆる犯罪者との関わりが増えたことによって、協力者を得て、欲求不満の解消の実現にこぎつけた。
そう、これはもう、何度目だったか……。
「……」
微かな違和感。
なに、それ?
そんなわけ、あるはずか……
「じゃあ、『いつものように』はじめるか…」
「え、ちょっと…」
男たちの手が身体に触れてきた瞬間、恵の中に生まれた違和感は消えた。
「ほら、こっちの足上げろよ…そう、そのまま俺の腰に絡めな」
男の言うままに、恵は右足を上げて男の腰に絡めた。
男がちょっと腰をかがめ、猛ったモノを恵のま〇こにあてがうと、ぬちゃぬちゃと愛液をち〇ぽになじませるように蠢かした。
「あ、あぁっ…は、早くぅ」
「ははっ、犯されるって感じじゃねえな…そら、よっ」
「んくぅ〜っ!」
一気に突き上げられ、恵は喉を晒すようにのけぞった。
男の手が慌てて、恵の腰を強く抱き寄せる。
片足だちの脹脛を引きつらせながら、恵もまた男の腰に絡めた脚に力を入れる。
貫かれる感触を噛み締めながら、恵は視線を彷徨わせた。
ガンガンと、スクワットするように激しく突き上げられながら、恵は手に力を込めて、拘束されている自分をあらためて実感することで、淫らでおぞましい興奮に身を浸す。
「おうおう、俺のチ〇ポにキュウキュウ絡みついてきた…もう、エンジンが掛かってきたみたいだな、淫乱マゾのミニスカポリスは」
「うっ、うン…ンンっ」
「あらら、腰まで振り始めた…しゃねえな」
男は呆れたようにつぶやき、順番待ちの男に目配せした。
「……ほら、しっかりしろよっ」
パァーン。
淫らに蠢く恵の尻に、平手打ちが炸裂した。
「きゃあぁっ……あ、あぁっ!?あひぃっ…こ、これなにっ?んあぁ…う、うそっ!?」
自分の状況が把握できずに狼狽える恵を、周囲の男たちはニヤニヤと笑って見つめる。
「あなたたち、これは一体っ…ん、んあぁっ…ちょっ、まさかこれ…」
恵の腰を抱いていた男が、ゆっくりと動き始めた。
「うあっ…い、いやっ…や、やめてっ」
正確な状況が把握できないながらも、自分が今拘束されて犯されているのは否応なしに恵は理解した。
「ははっ。いつもながら迫真の演技だな」
「ホントホント」
「え、演技!?あなたたちっ…いったい…何をっ…あうぅっ」
ぐっ、ぐぐっと、浅く、深く、優しく、乱暴に、自分の中を突き上げてくる男の動きに、どうしようもない『慣れ』を感じた恵は、恐怖を覚えた。
自分が男の腰に足を絡めているのに気づいて、恵は慌てて放す。
「やっ、やめなさいっ!やめてっ!」
身をよじる恵の腰を、男手が強く引き寄せて。
「ふふっ、無駄無駄。お前の身体のことは、お前よりも俺たちの方がよくわかってるんだから…」
男の腰が一旦動きを止めた。
「ここを、こうして…」
「んんっ…」
男のち〇ぽの先端が、ツンと、膣の奥のある部分を突く。