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ミニスカポリスを捕獲せよ
官能リレー小説 - レイプ

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ミニスカポリスを捕獲せよ 4

「…のんびりするのは『望み』を叶えてからの方が良いのでは?」
「…そうね、それほど時間に余裕があるわけじゃないしね」
 恵は口元だけで笑うと『それ』から衣装を受け取った。
 着替えるために、躊躇いなく『それ』の前で服を脱ぎ捨てて肌をさらす。
 170センチにわずかに届かないが、日本人女性としては長身の恵の肌は白い。
 鍛えあげられた身体は引き締まっていて、ウエストは見事にくびれ、尻もいわゆる現代風の小尻である。
 しかし、乳房は充分なふくよかさ(86D)を持っていて、全体としてはややアンバランスなのだが、かえって妖しい魅力を発している。
「ちゃんと、クズ連中は用意してくれたの?」
「ええ、『望み』通りに10人ほど」
「そう…この制服も、普段と同じものを用意してくれたようね」
 恵は小さく頷きながら、制服の袖に腕を通した。
 勤務時と変わらぬ、ミニスカポリスの姿を、鏡に映して確認。

「じゃあ、クズ連中を呼んで」
「はい」
 ドアが開く。
 欲望に瞳をぎらつかせた男たちが部屋の中に入ってくるの見つめながら、恵は呟いた。
「クズどもに陵辱されたふりをするためには、ちゃんとクズどもに陵辱されないとね」
 その言葉のおかしさを、恵は自覚していない。
「そうですね。まずはミニスカポリスらしく、自分の手錠で拘束されて、男に嬲られるとこから始めましょう」
「そうね。私の計画通りそうしましょう」
 頷くと、『それ』はちょっと笑って……恵の腕を背中に回し、その手首に手錠をかけた。
 自然と恵の胸が突き出される格好になる。 
 突き出された胸に『それ』が手を触れた。
 性欲からではなく、ただ何かを確かめるように、きゅっ、きゅっ、と軽く握っては手を離すことを繰り返す。
「あン…あ、ンン…」
 微かに身をよじる恵の耳元に顔を寄せ、『それ』が何かを囁いていく。
 そのたびに、こくん、こくん、と恵が頷く。
「……ふむ。こんなもんですか」
 『それ』は恵から離れて、カメラをセットし始める……楽しそうに。
 そして、『それ』はあらゆる準備を整えてから、始まりを告げるように恵の頬を強く張った。

 パァーン。

「……」
 恵は何度か瞬きを繰り返し、視線を左右に投げた。
 部屋の様子、欲望に目をぎらつかせた男たち、そして後ろ手に拘束された己自身。
 ああ、そうか……と、ようやく思い当たる。
 法子を守るため、自分は今この状況を望んだんだった…と。
 わざわざミニスカポリスの制服に着替えさせられているあたり、薬で眠らされでもしたのか……と、思案を巡らせたところで、男どもに取り囲まれた。
「よう、覚えているか?ミニスカポリスのねーちゃんよう」
 男の一人に問いかけられ、その顔と声を頼りに、恵は記憶を探った。
「……ええ、覚えていますとも。怪しげな薬を使ってか弱き女性を強姦するのが趣味で生きがいの、変態さんでしたよね。刑務所から出てきたことは、寡聞にして知りませんでしたが…」
 恵の言葉が途切れた。
 いや、そんなはずはない。
 あれはわずか半年前のことで、いくら模範囚を演じようが、仮出所が許されるような時期ではない。
 見れば、恵はほかの男たちにもどこか見覚えがあった。
 かつて恵が、法子とのコンビで捕まえた連中……しかし、それは全て自分たちがミニスカポリスに配属されてからのここ1年ばかりの話なのに。
 恵は動揺した。
 なにかがおかしい。
 いや、今この状況の全てがおかしい。
 全てがありえない。

 いきなり乱暴に胸を掴まれた。
「あ、ぅ…んぅ?」
 口を開いた瞬間、目の前の男に唇を奪われて、状況に思考が追いつかぬまま、舌の侵入を許した。
 鼻をつままれる。
 反射的に新鮮な呼吸を求め……その瞬間、恵は自分が何かを飲み込んだことに気づいた。

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