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繰り返した、人恋
官能リレー小説 - レイプ

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繰り返した、人恋 1

がやがや・・・
その日の高校の教室は、少し騒がしかった。
蒸気雲のように、クラスメートが教室の入り口で、たむろっている
その輪の中の中心には、クラスの女子生徒 鈴村 ヒカリ が、男子生徒の告白をふった
ばかりだったのだ。
鈴村の美しい、藍色がかった瞳は無常にも静に輝きを放っており、
その男子生徒は、かなりの男前だった。
「俺を、ふるの?」
「当たり前だわ」
鈴村は、そう冷たく言い放った。


「私、完璧超人の人は嫌いなの。話も合わなくて面白くないし。」
その男子生徒の名前は山瀬隆史。イケメンで背も高く、成績優秀で運動能力も高かった。
そして、鈴村は部活に行ってしまった。

鈴村ヒカリに振られた男は、山瀬が初めてではない。
これまでに彼女に告白した男子生徒は彼でちょうど20人目だった。

「山瀬ですら振られるのかよ…」
「あいつの好みのタイプってどういう男なんだ?」
「そもそも男に興味ないんだろ」
「彼女、レズだったりしてな」
周りの男子生徒たちは口々に噂しだす。

山瀬は深いため息をひとつついて、自分の席に腰を下ろす。
「玉砕だったな」
「元気出せよ」
山瀬のところに、友人の男子生徒・三田直哉と古沢幸太郎がやってくる。
「無様な姿を見せてしまったな」
三田と古沢も、鈴村ヒカリに告白して振られたのだ。

山瀬は二人に、こう切り出した。
「俺に考えがある」
「何だ?」
「『鈴村ヒカリ被害者の会』を結成するんだ」
そして、結成したとたん、15人くらい集まった。
もちろん、その頂点に立つのはリーダーは山瀬だ。
集まった男たちの中の1人が手を挙げた。
「あの、俺見ちゃったんです。鈴村が街中でスーツを着た中年の
おっさんらしい人とキスしてラブホに入るところを。」

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