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人肉加工処理場
官能リレー小説 - レイプ

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人肉加工処理場 2

「豚を頼むよ」
カヤノの声にハッとした春男は、秘書と名乗るリーに案内され回転テーブルのある客間に通された。
「しばらくお待ち下さい」
そういって部屋から出ていく彼女のムチムチとした脚を目が勝手に追う。
カヤノはそんな春男に少し呆れた素振りをしながらも、声を潜めて話し掛けた。
「春男君、これから君が見るものはきっと君の想像を越える地獄だ、なんだったら君の代わりに私が妹さんを探…」
「でも夏美は4年前に拐われたんだ、せめて生死だけでも確かめさせてくれないか?」
話を断ち切ってまで食い下がる俺に溜め息をつき、続けて言うカヤノ。
「…分かっていないようだね、世の中には男を好む好事家もいる。あの時一歩間違っていれば、君も製品になっていたんだよ?」
「…!?それって…」
二人は揃って沈黙するが、春男は悲痛な面持ちで、カヤノは哀れみこそ込めてはいたが、諦観の念が浮かんだ顔で黙っていた。

料理ができたのだろう、控えめなノックの後にリーが給士車を牽いて戻ってきた。
彼女は慣れた手つきでお茶を淹れ、料理を机いっぱいに並べていく

豚の耳らしきサラダ、飴色に輝くスペアリブ、大盛りのレバニラ炒め……。
彩り鮮やかな蒸し餃子には兎や猫の簡略化された細工が施されている。
これでもか、といわんばかりに肉がふんだんに使われた料理の数々は実に美味しそうで、春男の胃が空腹の唸りをあげる。
だが、最後の料理が並べられた瞬間、春男は空腹が一気に吐き気に変換された。
それは一見こんがりと焼けた大豚の丸焼きだった。
しかし、手足を切り取られ、頭もないその肉塊には小振りながらも女性の胸があり、よく見れば人間の特徴が目に着く。

小太りな女性の丸焼き。

もしかしなくても、机に並べられた皿はその女性の食べられる部位全てを使った料理だった。
「うぅ…」
春男は思わず口を押さえた。幸い胃の中には何も入っていなかったが、胃液でも吐き出してしまいそうだ。茅野は小声で春男に囁いた。
「春男君、食べるんだ。いや、食べるフリだけでも構わない。食べなければ怪しまれる」
「そ…そんなぁ…」
春男はもはや涙目になっている。顔面は蒼白だ。
「妹さんのためだろう」
そうだ。全ては夏美のため…。春男は震える手で、差し出された皿の上の肉片を取ると、覚悟を決めてかじり付いた…。

「……美味い」
それが最初に口から出た言葉だった。素直な感想だった。香ばしい匂い、口の中に広がるジューシーな食感、豚肉に似ているが、柔らかく、噛み締めればジ旨味をたっぷり含んだ濃厚な肉汁が溢れ出す。春男はこんなに美味い肉を今まで食べた事が無かった。
春男は夢中でむさぼり食った。あっという間に手元の肉を食べ尽くし、首無し女の丸焼きの方に目をやる。
肉切りナイフを手に取り、乳房に刃を入れ、切り取り、むしゃぶりつく。
「う…美味い!美味すぎる!」
「はっはっは…甥子さんは食欲旺盛ですなぁ。お口に合いまして何よりです」
チャンが笑って言った。それに対して茅野も苦笑いする。
春男自体肉料理は年齢もあってかなり好んでいる口だが、それにしても味わったことがない…牛・豚・鳥・羊・兎…C国内を調査し歩き回るうちに味わった、ハクビシンやサンショウウオ、ハトやカエルやラクダやトラといった珍味がすべて叶わないような味わい…独特の油の風味を生かした味付けや、しつこすぎず、むしろ肉の味わいを増すために付け足された香辛料…焼けばただの脂肪の塊のはずの乳房にもミンチを積め、油を塗り、さらに味付けや焼き加減に加えた、C国料理の基本である素材より技巧、という概念を生かしたこだわりぶり…春男はひたすらに乳房を味わい、そしてチャンが、基本はここから食べるのですよ?と教えた恥丘にも箸を進め、微妙に脂の乗った、そして勿論ただ脂を乗せただけではない…(飼料)にすらこだわりを持たせたであろう、その淫靡な食材にむしゃぶりつく。

「ご馳走様でした…この世にこんなにおいしいものがあるなんて…ありがとうございます、カヤノ…のおじさん」

危うく名前を言い掛けるが訂正し、そのままC国式に料理を少し残して春男は箸を置いた。 


胴体だけでも数十キロはある肉体だ、勿論丸焼きを完食など物理的にも不可能だが、カヤノは苦笑しながらもどこか目を光らせ、チャンは心底嬉しそうにしている。 

「いや、結構結構…カヤノさんもなかなか味のわかる甥子さんをお持ちのようだ…食事の最中にこういう話をするのもなんですが…やはり、新たな牧場への出資や新設を考えていただけるのですかな?」

農場?新設?…まさか、まだ被害者を出してこの非人道的な「豚」肉を売るつもりなのか…。 

俺が何もわからずにいる横で、カヤノは食後の龍井茶を口にした後に言葉を返した。 

「いえ、今日は見学ですよ、甥は見ての通り珍味には目が無くてね…輸入された「豚」の、しかも鮮度の悪いものでは満足出来なかったようだから、誕生日の祝いもかねて連れてきたのですよ」

「ほお、それはそれは…」

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