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集団痴漢
官能リレー小説 - レイプ

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集団痴漢 1

ガタン、ゴトン……
朝の満員電車ほど嫌なものはない。彩奈はいつもそう思っていた。通学の為、この電車に乗るようになって早1年。彩奈も高校2年生になった。そのあいだ胸も大きくたゆたうほどに発育し、まだあどけなさが少し残る顔と打って変わって、身体は女になっていた。今日も、彩奈は満員電車に押し込まれる。ぎゅうぎゅうと、人がすし詰め状態だ。彩奈の降りる駅まではまだ随分とある。時間にして40分ほど。大量の人の波に揉まれながら、彩奈は溜め息をついた。
最初の駅を過ぎて、少しした時だった。
ん……? なん、だろ……?
尻に感じる違和感。さわさわと、手のひらで撫でられているような。“当たってしまった”のではない、“当てている”。
(ち……痴漢!?)
さあっと血の気が引いた。今まで満員電車に乗っていて、痴漢に遭うことなど一度もなかったのだ。自分は、男性に欲情されるような容姿ではないと思っていた。
しかし、それはただの思い違いで、彩奈は本当はとても可愛い女子だった。くりっとした目、ぷるんと音がしそうな唇。ゆるい髪からは常にシャンプーの香りが漂っていた。痴漢たちは、この上玉をどう味わったものか、今まで思案していたのだ。
さわっ、さわっ……
最初は触れるだけだったそれが、段々と撫でるような手つきに変わっていく。
(やだ、やだ、どうしよう……誰か……)
気が弱く内向的な彩奈は、電車内で声を張り上げることなど到底できそうになかった。そうこうしているうちに、痴漢の手はどんどんエスカレートしていく。ついにその手は、プリーツスカートの中へと侵入した。
彩奈には男性経験が無く、太股や尻などを他人に触らせたことなど一度もなかった。それゆえ、痴漢の動きに恐怖が募る。すうっと、節くれ立った指が、パンツ越しに尻の割れ目を撫で上げた。(や、なんで……)
ゾクッと悪寒が走る。その時だった。
ぎゅっ……!
目の前にいたスーツ姿の中年の男が、彩奈の胸を掴んだ。突然のことに、彩奈は頭が真っ白になる。(どうして……?)すると間髪入れずに、横からも手が伸びてくる。見れば、周りは顔をニヤつかせた男達で埋め尽くされていた。「やっ……!」彩奈も思わず声をあげる。しかし、車両全体が痴漢の巣と化したそこでは、その声は何の意味も為さなかった。

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