息を整える間もなく、乳首にローターがかするように当てられる。

ん

あぁ……あ

指示された今のポーズでは、仰向けで腕を下におろしていて、隠すもののない二つの胸は、男のされるがままになっている。
ローターが乳首の周りで円を描き、先っぽに当てられると、シーツを握る手に力がこもる。
胸を下から持ち上げるようにわし掴んで、突き出た乳首をローターで左右に弾く。

はぁ……はぁ……あー…


可愛らしい声が響き、なつみの顔がゆがむ。なつみは身じろぎをして、くすぐったそうに泣き声を漏らした。

ローターが乳房の膨らみをなぞり、へその延長線をなぞってゆっくりと真下へ向かうと、なつみは泣きそうな顔を背けた。

画面の右端から、ゆっくりとローターが消えた。汗で髪を張りつかせた肩が緊張し、震えるお腹が、今か今かと、怯えるようにビクついていた。

ブゥゥゥゥン

画面の外で、ローターがへそに出たり入ったりしてから、じわじわと下腹部へ向かう。恥骨で止まると、なつみの太ももに力が入った。汗ばんだ陰毛の下にあるなつみの恥ずかしい骨に、未体験の振動が響きはじめた。


……ハァーッ、ハァー……

恥骨にぐっと押しつけられたピンクローター。ク○トリスはそのすぐ下にある。少し、振動が伝わってくる。
薄い陰毛の上で、ピンク色の機械が小さく円を描く。恥骨を撫でるローターが、乳首に当たる感覚までよみがえらせた。なつみはアゴを上げ、白い喉を見せた。


気持ちいい……


口には出さなくても、そんな、泣きそうな顔とは裏腹なカラダの反応が、はっきりと顔に出ていた。

それなのに、目出し帽の男達に使われた真っ赤なアナルバイブよりもずっと小さなラブ・グッズに、なつみは怯えていた。


自分から膝を外側に倒し、大きく開いた足の中心に、ゆっくりとローターが滑り下りていく恐怖。
粘膜に外気を感じるほど、性器を開いた状態で、足を閉じずに、初めてのローターを受け入れるのは酷だった。

しかし絶対無抵抗を義務づけられたなつみは、それを使わないでください、と言いたくなるのをこらえた。また勝手に太ももを閉じれば、興が削がれた若者達はクレームを入れるかもしれない。そうすれば、ペナルティは免れられない。
プレイ中のなつみには本来、今のような客に命じられたポーズか、全てを受け入れるメスの姿勢、あとは上司に仕込まれたあの下品なオマ○コポーズしか許されていないのだ。


はぁっはぁっ

……あっ、あ、

じらすように恥骨に円を描き続けていた振動が、クリ○リスの周囲をぐるぐるとかすめる。ぱっくり開いた割れ目の中を上下に撫で、膣に入れたり出したりしてから、ぬるん、と膣内に放り込み、グッと奥に押し込んでから指を抜く。

あっ

あっ……あっ……あっ、あっ、あっ！

瞬く間になつみの目に涙が溜まっていく。若者達がなつみを取り囲み、ニヤニヤしながら見物をはじめた。

ハッ、ハッ、ハッ……
あっ……！