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強制快楽拷問連鎖
官能リレー小説 - レイプ

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強制快楽拷問連鎖 54


一点を責める手首が、細かいが激しい振動をしはじめた。女はいやいやをしながら、指を絡ませた手を白くなるほど握りしめ、男の肩に頭を預け、これ以上ないくらいにのけぞった。

胸がせわしなく上下する。爪先がぎゅっと丸まる。顔に似合わずいやらしい動きで、逃げるように腰をくねらせる。可愛らしい口が苦しげにあえぐ。尻が持ち上がり始める。もう少し腰を上げれば、本当にスカートの中が見えそうだ。

(いくんだ……他人の目の前で……)

覗き魔はもう、じかにペニスを握っていた。
女が息を詰め、これ以上ないくらいに全身を緊張させた途端、急に男の動きが止まった。
一瞬、イッたのかと思ったが、どうやらそうではない。
女はのけぞったまま、どうしたらいいのかわからない様子で目を白黒させていた。

寸止めをされた女は、ぐったりとして、男の手を握りしめたまま、余韻に腰をビクビクさせていた。淫らな動きに見入っていると、男は手をほどき、耳元で何かささやいた。
男は恋人のように、髪を優しく撫でながら、頬にチュッとキスをした。頬にキスをされると、それがよほど嬉しかったのか、女は泣きそうな顔になった。そして男の左手の指をおずおずと口に含んでしゃぶり、スカートの中に伸びたままの手首を、震える右手で撫でた。
“もっとして”そう言っているかのようだ。

丸で熱々のカップルだ。しかも、今までの行動を見ていると、淡々とあやしているような男に比べ、女の子の方がべた惚れしているような印象すら受ける。
もしかしたら金目当ての不倫ではないのかもしれない。自分の父親ほど歳の離れた上司に対する憧れが、いつしか恋愛感情に変わり、大人の男のセックスを知り、真昼間のペッティングにのめり込んでしまううぶな新卒……そんな妄想が膨らむ。

男が助手席のパンプスに手を伸ばし、中に詰め込まれていたハンカチを取り出した。
その白いレースで、未だにぐったりとした女の額に浮いた汗をそっと押さえた。

なぜかこれみよがしにダッシュボードに放られたそれをよく見ると、それはハンカチではなく、レースの下着だった。
いかにもこの幼いOLに似合いそうな、清楚な下着。
パンプスに詰め込まれていた。ということは……。

女がしゃぶっていた指が引き抜かれた。つうっ、と垂れるほど唾液にまみれている。女の口からも透明なものが垂れていた。男はブラウスのボタンをいくつか外し、濡れた指先をゆっくりと入れていった。隙間から白い胸の膨らみが見えた。きちんとした格好はしているが、女はノーブラだった。
男のゴツゴツした手が合わせ目に入り、いやらしくうごめく。揉んではいないらしく、ブラウスの表面はほとんど動かない。“コリコリ”という音が聞こえてきそうだった。女はじっと耐えるようにして、気持ち良さそうにうつむいていた。
男が指を抜くと、くつろげた襟元から、触られていない方の乳首がチラッと見えた。ピンク色の、小さな乳首だった。

男が自分で二本の指をしゃぶって唾液を足し、女に見せる。
中年男の、少し泡立った透明な唾液。女は眉を寄せ、小さく震えながら男の指を見つめた。中指から再びブラウスに入れていくのを目で追い、少し泣きそうな顔でパッと顔を背けた。

ゆっくりと、転がすような動きが続いた。
顔を背けたまま、女の肩が震えている。

愛する男の行為なら、これ以上ない幸せのはずだが、女の様子からはなぜか嫌悪感のようなものがにじんでいる。歳の離れた男に、嫌がるそぶりで甘えているのかもしれない。

男は時々唾液を足しながら胸先を転がし、同時にスカートの中の手も、ゆるゆるとした動きを再開した。

胸と股間を同時にじわじわと責められ、女の腰がもじもじし始めた。

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