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レースクイーンの悲劇
官能リレー小説 - レイプ

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レースクイーンの悲劇 2



さて。
肝心の衣装だが、白を基調に青のラインが入っている。
『控えめ』と言うデザインだが、胸はおろか上半身は肌の露出が全くない。
その代わり、スカート部分は超のつくほどのミニスカートで、二人の美脚がこれでもかと言わんばかりに露になっている。

二人が事務所に戻ると
「これが今年の衣装か…素晴らしいね」

彼の名は上田祐樹。
二人がレースクイーンを務めるレーシングチームのメインスポンサーの会社の社長だ。
社長といっても、祐樹は30代前半と若い。
そして何より、爽やかな好青年である。

「二人ともスタイルがいいね。とてもまだ10代とは思えない」
祐樹にそう言われ、栞も紫苑も照れてしまう。

「さて…二人とも、行こうか」
「どこへですか?」
紫苑が尋ねる。

「うちのチームの新車と、チーム概要の発表会だよ。二人もチームのレースクイーンとして撮影があるから」
「ホントですか?」
栞が言う。
「うん。二人には、今年はたくさん頑張ってもらうよ」
「「はい!!」」

栞と紫苑の二人は、祐樹の運転する車で、発表会の会場へと向かう。

会場は大きなホテルだ。

「こんなところでやるんですか?」
紫苑が尋ねる。
「ああ、今年のチームは本気度が高いからね」
祐樹が答える。

会場は多数の出席者で埋まっていた。
また、メディア関係者の数も多かった。

「そんなにすごいの…?緊張しちゃうよ…」
「大丈夫。栞ちゃんらしくすればいいよ」
不安に感じる栞に、祐樹は優しく励ます。

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