山手線電マ大会 20
歯があたらないようにして、その誇張を口の中に
銜え込んだ。
「んんんんんっ」
「うっそうそう‥‥‥舌の上でチ○ポをこすって」
ゆっくりと頭を前後にふった。
口の中を男の太いそれがビクビク蠢きながら出入りする。
嫌なはずなのに、ゆいの性器はじゅんっと熱く濡れて行いった。
そのとき、男の肉棒が一層膨脹し、驚いてゆいは目を見開いた。
「そら、イくぞ!」
男は獣のように咆哮すると、腰をさらに突き出す。肉棒が喉の奥まで貫き、ゆいは苦しさのあまり思わず口をすぼめてしまった。
「んーっ!」
容赦なく精液が喉に流し込まれる。
あまりの量にゆいはむせ返ったが、口を塞がれているため吐き出すことも出来ずに、ほとんどを飲み込まされてしまった。
(き……気持ち悪いぃ……)
嘔吐感が胃から沸いてきて、その場に屈み込んだ。
「うっ、うえっ」
ゆいはたった今飲まされたものを吐き出した。
胃から逆流したネバネバしたものが、口のなかに残っている。
「どうだい? 気持ちよかっただろう」
力を失った性器をだらんとさせながら男が言う。もちろん気持ちよかったわけなどないのだが、そんなことを言えるはずもないゆいは、悔し涙を流しながら、本音と正反対のことを言った。
「は、はい……。すごくよかったです」
いいながらもゆいは、男に気付かれないようにドアのほうを気にしていた。
まだここにいるのはこの男一人である。逃げるチャンスはまだある。
ほんの微かな希望だが、ゆいはまだそれにすがっていた。
だが、それもすぐに、呆気なく潰される。
「そうか、そんなによかったか。じゃあ、もっともっといいことしてあげよう」
「え……?」
「みんな、入ってこいよ」
男の言葉を合図に、風呂場のドアが開いた。そしてその向こうから、男達がぞろぞろと入ってくる。
「あ……あ……」
ゆいは足元から世界が崩れていくような、深い絶望に突き落とされた。
「ゆいちゃん。君がお風呂に入ってる間にね、全員でクスリを飲んでおいたんだよ。バイアグ〇なんかより全然強力なヤツ。だからゆいちゃんがブッ壊れるまで、何回でも犯してあげられるよ」
ビンビンに隆起した凶暴なイチモツを携え、男達が笑う。
ゆいは恐怖のあまり声も出せずにただ後じさるが、すぐに壁につき当たった。
「やっ、やっ……こ、こないで、こないでっ! ……助け……助けてっ……!」
ガチガチと歯を鳴らして、言葉は言葉にならない。男達はいかにも楽しげに笑い、一歩一歩ゆっくりと追い詰めていく。