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飼育される少女
官能リレー小説 - レイプ

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飼育される少女 1

今は廃墟となっている、暗いビル。
ある日の深夜、人の影などめったにないそのビルに、五人の男に連れられて少女が一人入ってきた。
「あの、こんなところになにがあるんですか?」
気味の悪い空間に連れ込まれた少女は、不安げにそう尋ねた。
「……もうすこしいけば、わかるよ」
男の一人が、にやけた顔を隠しながら言う。
少女は男たちに、面白いものがあると言われて連れて来られていた。限りなく怪しい言葉だが、疑うことを知らないのか、なにも疑問に思う素振りもなく無邪気に男たちを信じている。
もちろん男たちの目的は、景色を見ることなどではない。
(くくく……。何も知らないで)
ほくそえみながら、男の一人が部屋の鍵を閉めた。
その音で少女は振り返った。そして、そこで不穏な気配を感じ取った。
周りの男たちが、ニヤニヤといやらしい笑みを浮かべていたのだ。
「な、なんですか? みなさん、怖いです……」
「怖い? そりゃあそうだろうねえ。だって、いまから君を犯そうとしてるんだから!」
退路を断ち、もはや仮面をかぶる必要のなくなった男たちは、本音とともに本性を表し、下劣な顔を並べて少女をとりかこむ。
「へへへ……、処女かな。処女かな」
「せいぜい痛がってくれよ……」
変態どもは今にも襲いかかりそうなほど興奮していて、餌を前にした犬のように鼻息が荒い。
まさに絶体絶命のその状況で、少女は…………

「へえ、犯すんだ?」

…………楽しそうに、笑っていた。
「な?」
怯えるとか、恐怖するといった反応を期待していた男は、その意外な反応に怪訝そあな顔をする。
だが、その表情はすぐに崩された。
ヒュッという音が聞こえたのと、男がそれを感じたのはほぼ同時だった。もう男にはなにが起こったのかさっぱりわからない。ただ目の前にいたはずの少女が、消えたのが見えただけだった。
次の瞬間男のアゴには、少女が放った上段蹴りがはいっていた。
「……え?」
回りの男たちは、ア然とするしかなかった。
「ふふっ、これでもあたしをレイプするの?」
少女は唖然としている男達に問う。
「いや…レイプしようとおもったがな、お前は面白い奴だな。ま、今すぐは出来なくてもいずれは出来るさ。ま、その時は君から求めるかもね。」
男の一人がこう口を開く。
「ふ〜ん。楽しみね。どうやるのか知らないけれど。」
少女は少し嘲笑交りながらも至って冷静に答える。

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