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莉奈の日々
官能リレー小説 - レイプ

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莉奈の日々 16


自分から望んでした行為ではないとはいえ、白日のもとにさらされれば大問題になることは間違いない。
これでバレたら、一体なんのために今川の性奴隷として耐えてきたかわからないではないか。(なんとかしなくちゃ…)
莉奈は全校生徒が黙祷を捧げる中、ギュッと拳をにぎりしめた。



翌日、莉奈は学校を休み、今川の家にやってきた。
一度このアパートに連れ込まれたことがあったので、難無くたどり着くことができた。
(確か…合い鍵がここに…)
郵便受けの天井を探る。

テープに張り付けられた固いものが指先に触れた。
(よかった、あったわ)
ホッと安堵の息をはき、鍵を取り出した。
今川に連れて来られた時に、合い鍵の場所を教えられていたのが幸いだった。
実は休みの日は朝、今川の部屋に合い鍵で入り、寝ている今川をフェラで起こすよう、命じられていた莉奈だった。

今川の部屋は二階の角である。早速合い鍵を使い、部屋に入った。
今川の体臭がこもった室内に、莉奈は嫌悪感で吐きそうになった。自分がされた凌辱の数々が脳裏を走る。

(…テープとレコーダ探さなきゃ…)
気力を振り絞って捜索を開始した。


結局二時間近くかかって、ようやく発見することができた。
室内を荒らさないよう注意して家捜しを行ったので、思っていたより時間が掛かってしまった。

テープとボイスレコーダは、ユニットバスの天井裏に隠されていた。
なかなか見付からず、もしやと思い開けてみた場所だった。
しかも驚いたことに、莉奈の名前が書かれたものだけではなく、他にも数十本の、色々な女性の名前が張り付けられたテープやレコーダが隠されていた。

(もしかして、これって全部?)
莉奈はボイスレコーダの一つを手に取り、再生した。

―カチャ―

『んはぁッ…アッ、アッ、ダメぇ…そんな…の、入らな…あああっ!アッハアン!』

莉奈は聞いていられなくなり、たたき付けるように停止ボタンを押した。
(ひどい…今川先生は、あたしだけじゃなく、他にも何人もの女の子を脅迫して奴隷にしてたんだわ)
莉奈は怒りと哀しみを胸に、それらを袋に詰め込むと、アパートを後にした。



自宅に戻った莉奈は、まず全てのボイスレコーダの中身を消去していった。
それから、ビデオテープを壊そうと手にとった時、ふと自分の名前のものが二つあるのに気付いた。
一瞬逡巡したものの、思い切って再生してみた。
一つ目は、莉奈が今川に見せられ、全てのきっかけとなったテープだった。
もう一つのテープを再生した時、莉奈は驚愕に凍りついた。…いや、それは心のどこかで予想していたものだった……

誰もいない旧校舎で、意識のない莉奈の身体を、今川が組み敷いていた。

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