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初体験はお姉ちゃんそして……
官能リレー小説 - 近親相姦

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初体験はお姉ちゃんそして…… 195

「大学や高校の手続きは極力こっちで引き受ける。ドイツの住所に送ってもらうことにするから。それでいいだろう。」
「沙耶は大丈夫だよ〜。」
(そうかな?)
僕は心の中でつぶやいた。
「そうね。わかったわ。どうしようもなく無理だったら新幹線で名古屋に『亡命』するわ。」
「舞がそれでどうする?そうならないようにな。」
「僕も何とか協力するから。」
「そうか。父さんたちはかなり強行軍で25日には出発する。だからよろしく頼むぞ。」
「はぁい。」
「頑張ってねぇ〜。」
「何とかするよ。」
するとお姉ちゃんは心なしか不安そうな顔をした。
「舞、やっぱり無理かしら?」
「ママ。大丈夫よ。行ってらっしゃい。それにここの家長は私になるわけじゃないし。」
「え……?」
「誰になるの〜?沙耶は無理だよ〜」
「お兄ちゃんかなぁ?」
「そうよ。」
「僕?」
「日本ではそういうものじゃないかしら?」
「ハハハ。しかし一寸頼りないな。」
父親は笑いながら言ったが、それは一方で安心しているのかもしれない。すでに4人で生活する方向で話は進んでいった。
「そう。じゃあ銀行口座と……」
高熱水費やその他多くの必要経費は引き落としにしてもらった。日用品や食料は流石に買いに出かけなければならないのは無論だが。
その夜、僕たちは4人で家事分担表を作った。洗濯など家庭内の単純作業はローテーション。炊事はお姉ちゃんと僕が主に行い、買い物や掃除は主に沙耶と茜が。お金はお姉ちゃんが一括で統轄することになった。
「これで大丈夫かな〜?」
「まあ何とかなるでしょ。茜は如何?」
「大丈夫だと思うよぉ。」
「何か不都合があればまたそのときに考えれば良いんじゃないかな?」
そしてあっという間に日にちは過ぎていった。

8月25日、僕たちは飛行場まで見送りに行った。
「じゃあ行ってくる。くれぐれも無理はするなよ。」
「頑張ってね。じゃあそろそろ手続きしてくるわ。」
「ええ。二人とも体には気をつけてね。」
「ほぼ毎日パソコンからその日の報告するから。」
「パパ、ママ気をつけてねぇ。」
「沙耶も〜ちゃんと頑張るから〜。」
両親はドイツに旅立っていった。

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