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初体験はお姉ちゃんそして……
官能リレー小説 - 近親相姦

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初体験はお姉ちゃんそして…… 194

8月19日、もう夏休みも10日あまりとなった。しかしまだまだ暑い日が続く。
「おはよ〜。」
「沙耶、お早う。あれ?茜は?」
「茜お姉ちゃんは体鍛えるって言って朝から一周して来るって。」
「そうか。」
「あらあら……」
「『あらあら』って〜舞お姉ちゃんは〜呆れてるの〜。」
「尊敬してるのよ。誰かとは大違いね。」
「『誰か』って僕?」
「ふふふ。正解!」

朝食の後、両親が僕たち4人を部屋に呼んだ。
「大切な話があるんだ。」
と父親が切り出した。
「今度転勤でドイツのミュンヘンに行くことになったんだ。それで、母さんにもついて来てもらうことになったんだ。そこで、お前たちのことなんだが……」
「流石にドイツに転校は無茶だよぉ。」
まず茜が反論した。これに対し母親が返した。
「選択肢はいくつかあると思うの。でも結局こっちに残るか一緒にについていくかよね。」
「でも〜沙耶も〜転校したくないなぁ〜。」
「じゃあこっちに残るという方向でいいと僕も思うよ。お姉ちゃんは?」
「そうね。私も。」
「そうか。わかった。しかし、お前たちを面倒見るのは名古屋の姉さんか、秋田のお義兄さんになるぞ。結局転校することに……」
「ここで4人で暮らしちゃダメかしら?」
父親の言葉をさえぎるようにお姉ちゃんが言った。
「伯母さんにも、ママの本家にも頼らないで4人で暮らせると思うわ。」
「お前たち大丈夫か?」
「お姉ちゃん……お金はどうするの?」
僕はちょっと心配になって聞いた。すると
「パパたちが定期的に送金してくれないかしら?今までみたいに何万円もお小遣いはくれなくてもいいから生活費を口座に振り込んでくれない?」
「それはかまわんが……」
すると母親が
「良いんじゃない?この子達の自立のきっかけにもなるし。」
と言った。
「ふむ……」
父親は考え込んだ。
もともと経済的には恵まれている。そんな状況下で甘やかされてきた僕達が自立するためには良いきっかけになると僕も思っていた。
「わかった。じゃあこうしよう。冬休みには一度こっちに戻ってくる。それで何とかやっていけそうだったらそのまま4人で暮らしてもいいだろう。」
「その代わり、沙耶も茜もお兄ちゃんとお姉ちゃんに頼ってばかりじゃダメなのよ。」
母親が付け加えた。

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