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初体験はお姉ちゃんそして……
官能リレー小説 - 近親相姦

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初体験はお姉ちゃんそして…… 134

「合奏するわよ〜。」
「はい。こっち向いてください。行きますよ。」
 パラパパパパ〜 
プーパパララ〜ピポパ〜パ、パ〜

「はい。え〜とsub.pp(スビト ピアニッシモ)をもうちょっとはっきり出してください。」
「え〜どういう事〜?」
「sub.が『急激に』ppが『とても弱く』です。じゃ次に進みますよ。」
リ〜ラル〜ラリ〜ラ〜ル〜
「滑らかに〜。」
タタタタタタタタ ダンダン!
「は〜い大変結構です。」
「最後に二発ティンパニーを叩きますが、もっと思いっ切り叩いてください。次に行きますよ。」
タラララッタタラララッタタ〜ラ〜
タラララッタタラララッタラ〜
タラッタタッタタ〜
「これはもっと軽い感じで。」
タッタ〜タ タ〜タ タァラッタッタタラ
タッタタタッタタ タッタッタ〜 
タッタタタッタッタ〜
「良いですよ。そのまま突っ込んでいきましょう。」
しかしそこで
「はいちょっとストップ。今日はこの辺にしましょう。」
部長がストップをかけた。

部員達が片づけをしている最中部長が話しかけてきた。
「ちょっとハードに行き過ぎよ。」
「そうですか?」
「中学生が居るんだからあんまり高度な注文はつけすぎないでね。」
「はい。」
「でも皆はそれに付いていってたわ。だからこそ皆の自信をなくさないように気を配って。」
「分かりました。」
「じゃあお先に。お疲れ様。」
「お疲れ様でした。」
「お兄ちゃ〜ん、帰ろ〜。」
「まだ先輩方が……」
「いいわよ。先に帰っても。」
「すみません。お先に失礼します。」

帰り道、僕は沙耶に訊いた。
「今日の練習、合奏の時キツかった?」
「う〜ん……そうでも無いと思うよ〜。でもね〜フルートの芽衣ちゃんが〜『ちょっと難しい事言うなぁ』って言ってたよ。」
「難しい事か……。」
「でも〜真奈ちゃんは〜『上達したら中学校の先生もびっくりするからもっといっぱい言っていいと思う』って言ってたよ〜。」
「なるほどね……その加減が大切か。」
「あんま悩まなくていいと思うよ〜。」
「そう?」
「皆そんなにキツいと思って無いよ〜。」
「そうだと良いね。」
「指揮者って大変だね〜。」
「でも自分で曲の『色』を出せるからね。僕はそこが魅力だよ。」
「ふ〜ん。沙耶には出来ないな〜。」
「誰でも向き不向きはあるからね。」
「ねえ〜今日もなんか驕って〜。」
「またか。しょうがないな。」
「ありがと〜。」
沙耶をどうしても甘やかせてしまう。しかし、これは末っ子の特権だ。そう思って僕は沙耶にピスタチオソフトクリームを食べさせた。

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