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初体験はお姉ちゃんそして……
官能リレー小説 - 近親相姦

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初体験はお姉ちゃんそして…… 133

翌朝。
「二人とも起きなさい。」
お姉ちゃんが起こしに来た。
「やだぁ……出たくない……」
「しょうがないな。一緒に居てあげるからとりあえず布団から出よう。」
「それと昨日言い忘れたけど荷物が届いてるわよ。」
「そうだった。茜と出かけたときの荷物がもう届いてるんだ。」
そこに茜が入ってきた。
「沙耶ぁ、これあげるぅ。」
茜は射的で当てた大きなぬいぐるみを差し出した。
「わぁ〜すご〜い。これ本当にもらっていいの〜?」
さっきまでの恐怖はどこかに吹き飛んだようだ。
「茜はそれを当てたとたん『沙耶へのお土産にする』って言ったんだよ。」
「茜お姉ちゃんありがと〜。」
「そうだ。昨日のお土産。」
「そうだね〜。舞お姉ちゃんには図書券〜。茜お姉ちゃんには琥珀の付いたネックレスだよ〜。」
「二人ともありがと。」
「すごぉい。琥珀ってこれね。」
「さて、そろそろ朝食を食べに行こう。」
「そうね。早くいらっしゃい。」
お姉ちゃんは部屋を出て行った。
「じゃあ私も部屋に戻るねぇ。」
茜もこれに続いた。
「お兄ちゃん、昨日はたくさんありがと〜。」
沙耶はそう言って僕にキスをすると
「今日から沙耶二つのぬいぐるみと一緒に寝られる〜。」
ぬいぐるみを抱え部屋に走っていった。
「沙耶が元気になって本当によかった。」
僕は一人で呟いた。

「ねえお兄ちゃん社会科教えて。」
「良いよ。何が分からない?」
「これ」
「え〜と……『日ソ中立条約が結ばれた理由は次のうちどれか』ってやつか。」
「これは4番だな。日独伊曾の4国でアメリカに対抗したいと考えていたから。」
「じゃあこの関特演は如何説明するのぉ?」
「ヒトラーがソ連に攻め入ったからね。状況が変わったんだよ。」
「どういうことぉ?」
「日本とドイツは仲間同士。そのドイツが戦争を始めたってことはドイツが戦争を始めた相手は日本の敵にもなり得るってこと。」
「なるほどぉ。」
「レポートもあるのか。難しいことやってるね。」
「これは自主レポート。最大20点プラスしてくれるんだってぇ。」
「ふ〜ん。レポートの題は?」
「出来上がってから考えるぅ。」
「目茶苦茶だな。」
夜、沙耶と明日の練習について打ち合わせをした。
「学校のほうとはもう話をつけてあるから。でも中学生連れてきてもいいけど、名前の一覧をそのうち作ってほしいってさ。」
「こっちの部長さんと〜話してみるね〜。」
「そうだね。よろしく。」
「明日は何時〜?」
「前回と同じだよ。」
「今度は少し遅くても良いね〜。切符買わないから〜。」
「多少早く行った方が良いんじゃないか?」
「大丈夫だよ〜。」

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