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初体験はお姉ちゃんそして……
官能リレー小説 - 近親相姦

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初体験はお姉ちゃんそして…… 132

何と痴漢が沙耶のミニスカートに手を入れている。
「何してる!!」
僕はその手を掴んだ。
「東京〜東京〜。」
そこで東京駅だ。どさくさに紛れて逃げられないように僕は両手でそいつの手を掴んだ。
「待て!俺が悪かった!金なら払う!!」
「うるさい。ふざけるな!金の問題じゃないだろ!!人の妹泣かしてただじゃ済まさないぞ!!!」
そこに誰が呼んでくれたのか鉄道警察の人が二人やってきた。
「お兄ちゃん……」
沙耶は泣きながら僕に抱きついてきた。
「沙耶、ごめん。僕がもっと注意してれば……」
「うわあぁ〜ん!怖かったよぉ〜!!」
「あの……事情聴取させていただけますか?」
「ええ。ちょっと落ち着いてから……話してくれるかどうかわかりませんが。」
「派出所までご同行願えますか?」
「はい。さっきの痴漢は?」
「既にもう一人の者が連行しています。」
「沙耶、行こうか。」
「うん……絶対離れないでね。」
「もう大丈夫だよ。」
鉄道警察では沙耶の気持ちを気遣って婦警さんが話を聞くという。
「じゃあお願いします。」
「ヤダ……お兄ちゃんも一緒に来て。」
「如何しましょう?」
「そうですね。お嬢ちゃん?お兄ちゃんと一緒に話せる?」
「うん……」
「じゃあ一緒にどうぞ。」
沙耶は震え、泣きながら言った。
「東京の前の駅から変な感じがして……振り返ったらあのおじさんが……沙耶のパンツを……」
「あの人で間違いありませんか?」
「絶対あの人……」
「僕もあの人が手を入れてるところで飛び掛りましたから。」
「そうですか。分かりました。」
「お兄ちゃん……沙耶もう電車に乗りたくない……」
「もう指定席を買うから大丈夫だよ。」
「やだぁ〜。絶対嫌〜!!」
「そう言われても……タクシーで帰るか?」
「運転手さんは〜大体男の人だから嫌〜!!」
「分かりました。私がお送りいたします。」
「すみません。」
車の中でも沙耶は僕にひしと抱きついたままだった。
家に着くと沙耶はお姉ちゃんにだけ事情を話し、茜や両親には言わないでほしいと言った。そして夕食もとらず僕の部屋で僕にしがみ付いたまま寝た。
「お兄ちゃんがあんなに怒ったの初めて見た。」
「そうか……」
「沙耶のためにあんなに怒ってくれてありがと。」
「でも……沙耶を守れなかった。」
「お兄ちゃんが居なかったら泣き寝入りするしかなかったよ〜。」
「つらい思いするだけだからもう忘れて寝な。」
「うん。お兄ちゃん大好きだよ。」
「うん。分かってる。」

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