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初体験はお姉ちゃんそして……
官能リレー小説 - 近親相姦

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初体験はお姉ちゃんそして…… 131

食事を終え古代めぐりは続く。
『ここから先はゴンドワナ大陸の恐竜達をご紹介します。』
「ここからは南半球の恐竜だ。」
「今までは〜?」
「北アメリカ中心だったからね。」
『ギガノトサウルス。ティラノサウルスより若干大きい肉食恐竜です。』
「ティラノサウルスより大きいんだって。」
「強いの〜?」
「確かあごの力はティラノサウルスのほうが強かったと研究結果が出てたよ。」
「ふ〜ん。」
『恐竜は約6500万年前に絶滅しました。その理由は判然としていません。K/T境界層に多量のイリジウムが含まれているため隕石が衝突したと考えられていますが、その前から恐竜の数は減少し始めており……』
「恐竜絶滅の理由はよく分かってない。ってことを言ってる。」
「ふ〜ん。ここで終わりみたいだね〜。」
「音声ガイドはここに入れておけばいいんだな。」
「あ〜お土産物やさんがある〜。」
「これは素通りできないね。」
「部活になんか買ってく〜?」
「そうだね。部員が多かったから……このクッキーとかが良いかな?」
「あ〜この恐竜のぬいぐるみ可愛い〜。」
「そうだね。あ、そうだ。一つ化石を買っていこう。」
「ねえお兄ちゃん。舞お姉ちゃんには図書券あげるけど〜茜お姉ちゃんに何もお土産ないよ〜?」
「そうだね。これとか如何だ?」
「琥珀がついたネックレスか〜。良いんじゃない?」
「じゃあこれも買おう。」
「ガイドブックは買わないの〜?」
「そうだった。これは外せないな。」
「沙耶は〜さっきのぬいぐるみ買う〜。」
「この位で良いか?」
「そうだね〜。」

お土産を買い終えた僕らは電車で家路についた。
「あ〜楽しかった〜。二日間ありがと〜。」
「僕も楽しめたよ。でも『家に帰るまでが○○』って言われるからね。」
「じゃあ家に帰るまで恋人ね〜。」
「そう来たか。」
「えへヘ〜。」
帰りの電車はとてつもなく混んでいる。
「こりゃ酷い混み方だ。東京駅に着いたら特急の指定席買おう。」
「そう……だね…苦しい…。」
「手、離すなよ。」
「うん。」
沙耶は僕の左腕に両手でつかまり何とか立っている。
「はぁ、はぁ。」
「大丈夫?」
「うん……何とか。」
しかし東京駅に近づくにつれさらに乗車率はアップした。
「お兄ちゃん……」
沙耶がガクガク震えだした。
「大丈夫?」
「そうじゃなくて……助けて……」
沙耶が震えながら消えそうな声で言った。
「え?」

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