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初体験はお姉ちゃんそして……
官能リレー小説 - 近親相姦

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初体験はお姉ちゃんそして…… 129

暫く休んだ後、バスに乗って恐竜展に向かった。
「お兄ちゃん恐竜展はガイドさんいるのかな?」
「さあ、どうだろ?」
「居なかったら説明してね〜。」
「そういう場合は説明がどこかに書いてあるよ。」
「ふ〜ん。」
「それに音声ガイドを借りれると思うよ。」
「難しすぎるよ〜。」
「去年は子供用、大人用があったよ。」
「子供用は〜ちっちゃい子向けでしょ〜。」
「そうだね。中高生用があれば良いね。」

「学生二枚。」
「3000円になります。」
「はい。」
「ではいってらっしゃいませ。」
「どうも。」
「音声ガイドは〜?」
「入ってすぐにございます。」
「ありがと〜。」
音声ガイドに学生用はなかった。
「お兄ちゃ〜ん、やっぱ説明して〜。」
「そうだね。ガイドが言ったことを噛み砕いて説明するよ。」

『三畳紀、確実に真の恐竜として最も古いものはエオラプトルであり……』
「これが一番古い恐竜だって。」
「へ〜。まだそんなに大きくないね〜」
『ジュラ紀に入り恐竜は巨大化していきます。』
「この頃から恐竜が大きくなっていくんだ。」
「確かに多少大きくなったね〜。」
『最大級の恐竜として有名なアルゼンチノサウルスです。しかしこれを凌ぐアンフィコエリアスが……』
「アルゼンチノサウルス。一番でかいかもしれない恐竜だって。」
「『かもしれない』ってどういうこと〜?」
「もっと大きいのがいたらしいけどその骨が行方不明なんだって。」
「ふ〜ん。」
『アロサウルスの亜種で全長が15メートル近くあるエパンテリアスです。』
「このでかいのはアロサウルスの仲間だって。」
「アロサウルスって〜?」
「さっき見た二本足のやつだよ。」
「あ〜思い出した〜。」
「ついさっきのこと忘れるなよ。」
『時代は白亜紀に入り、恐竜は多様化していきます。』
「今度は種類が増えていくって。」
『イグアノドン。これはマンテルによって世界で初めて歯の化石が発見された恐竜です。』
「初めて見つかった恐竜だって。」
「へ〜。いつ頃?」
「1822年だったかな?」
「ガイドでは言ってないの〜?」
「それについては触れられてないね。」
「お兄ちゃんのほうがよく知ってるね〜。」
「あえて入ってないだけだと思うよ。」
『続いては白亜紀後期の世界に入ってまいります。』

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