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初体験はお姉ちゃんそして……
官能リレー小説 - 近親相姦

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初体験はお姉ちゃんそして…… 111

翌朝
「お兄ちゃ〜ん!!起きて〜!!!」
「ぐわっ!」
沙耶が僕の寝ているお腹の上にダイビングしてきた。
「朝からなんて事をする!」
「お兄ちゃん本気で怒って無いでしょ〜。そのくらい沙耶も分かるよ〜。」
「確かに。沙耶には思いっきり怒ること無いな。」
「夏休み初日に沙耶が媚薬で〜おかしくなったとき〜お兄ちゃん思いっきり怒ったけど〜多分あれが初めてだよ〜。」
「そんなこともあったな。」
「早く早く〜。朝ごはん食べたらすぐ出かけよ〜。」
「はしゃぎ過ぎ。少し落ち着きな。」
「え〜だって遊園地なんて久しぶりだから〜。」
「もう小学生じゃないんだから……」
「いいじゃ〜ん。」

沙耶にせかされ何と8時の特別快速に乗る羽目になった。
「タイムスケジュールより1時間以上早いじゃんか。」
「時間は足りないより余る位が丁度いいんだよ〜。」
「そりゃそうだけど……」
「お兄ちゃん眠い〜?」
「そうでも無いけど。」
「じゃあお兄ちゃんにもたれて寝るから着いたら起こして。」

本を読んでいるうちにもう目的の駅だ。
「沙耶、乗り換えるぞ。」
乗り換えもスムーズにいき早くも遊園地だ。
「お兄ちゃ〜ん、入場券買わなくていいの〜?」
「もう買ってあるよ。」
「いつ買ったの〜?」
「沙耶と吹奏楽の練習に行ったとき駅の窓口で買ったよ。」
「お兄ちゃん準備がいいね〜。」
「茜と行ったときの教訓も生きてるからね。」
「ふ〜ん。」
「ますはどうするんだっけ?」
「予定より一時間早めて行くよ。先ずは体感シアターだよ〜。」
「よし、行くか。」
キュグワァ〜ガコンッ
ドルドルドル〜バリバリガンッ
荒野を走るジープのシアターと共に椅子が揺れるだけと分かっていながらまるで自分がその世界にいるような感覚となる。
『まもなくゴールです。』
「はぁ〜。」
「お疲れ様でした。」
「お兄ちゃん面白かったね〜。」
「そうだね。ただお尻が痛くなった。」
「そう?沙耶は首が痛くなった〜。」
「グラグラゆれたからな。」
「次は〜古代探検だよ〜。」
「ええと…あそこだな。」
「何あれ〜?」
「エディアカラ生物群といわれる古代の生物だよ。」
「画面が変わったよ〜。」
「バージェス頁岩生物群、いわゆるカンブリア爆発……ってすみません。」
説明係が唖然としている。
「お兄ちゃん物知り〜。」
沙耶は楽しそうだが、僕は必死に謝った。
「本当に申し訳ありません。」
「いえいえ……ここからは説明させていただきますね。」
「……はい。」
「生物は上陸し、肺魚や両生類が……」
「あれは何ていうの〜?」
「黙って見てな。後でガイドブックを買ってあげるから。」

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