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初体験はお姉ちゃんそして……
官能リレー小説 - 近親相姦

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初体験はお姉ちゃんそして…… 112

「……では恐竜時代に行ってらっしゃいませ。」
「続くのか……」
ガイドが代わって船に乗った。
「落ちない様にお気をつけください。」
「ほんとにグラグラする〜。」
「あちらに見えますのが初期の恐竜プラテオサウルスです。」
「わ〜凄〜い。」
「沙耶ほんとに落ちるぞ。」
「手繋いでて〜。そしたら落ちないでしょ〜。」
「恐竜は巨大化し……」
ガイドの説明は続いた。
「これほど多様化した恐竜も種族の老朽化により……」
「そういう説か……」
僕はつぶやいた。
「え〜違うの〜?」
「ガイドさんに迷惑だから後でね。」

「楽しかった〜?」
「まあね。それとあんまり喋らない方がいいぞ。」
「何で〜?お兄ちゃんのほうがよく知ってる所いっぱいあったじゃん。」
「だからだよ。あれじゃガイドさんの立場がないだろ。」
「そっか〜。気をつけるね〜。次はエキストラゴーストハウスだよ〜。」
「エキストラか。沙耶、泣くなよ。」
「大丈夫だよ〜。」

「わ〜やっぱ怖いよ〜。」
「だから言ったのに。」
ドンドンドンドン
「ギャ〜ッ」
「バカ、服を引っ張るな!!」
「やだやだ怖い〜!!」
それから沙耶は僕の左腕にしがみ付いたまま「エキストラゴーストハウス」を出た。
「茜もそうだったけどあんなに怖がるなら入るなよ。」
「こんなに凄いと思わなかった。今夜眠れないよ〜。」
「寝る気でいた点は評価しよう。」
「え〜?」
「あ、いや何でもない。ソフトクリームでも買おうか。」
「あ〜話逸らした〜。」
「食べない?」
「あ〜食べる食べる。イチゴがいい。」
「イチゴね。僕は……抹茶で。」
「半分こ〜。」
「はいはい。」
「いっつも二回返事する〜。」
「そういえばそうだね。」
「でも〜沙耶のわがままに付き合ってくれるから好き〜。」
「わがままだと思うならよしたほうがいいぞ。」
そういいながら売店のお姉さんに1000円札を出した……つもりだった。
「お兄ちゃ〜ん。それ万札だよ〜。」
「おっと。沙耶ありがとう。」
「これで沙耶のわがままとお相子だね〜。」
沙耶といるときはある意味一番気を張っていないといけないような気がした。
「美味し〜。お兄ちゃ〜ん、それ半分頂戴〜。」
「ん、良いよ。」
「ありがと〜。これ半分あげる〜。」
「ありがと。」
そんなことをいっているうちに次だ。
「次はコンパクトコースターだよ〜。」
「そういえば時間は?」
「30分くらい早い。」
「古代探検が長かったからそこで消費したってわけか。」
「そうだね〜。並んだりしてるうちに正しくなってくるかも〜。」
「並んでる時間は計算に入れてるんだけど。」
「そのうちわかるよ〜。ご飯のときに時間調整し直そ〜。」
「そうだね。」

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