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本気の愛は血を超える
官能リレー小説 - 近親相姦

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本気の愛は血を超える 2

それでも素直に風呂へ行く美貴。
美貴が風呂に向かってから、母さんが口を開いた。

「学校は好きに選んでいいけど・・・就職は辞めて頂戴」

言いたい事は分かる。

「だけど、僕や美貴を学校に行かす為に夜の仕事とかは無しにしてよ」

学歴が無かった母さんが昔していた夜の仕事は・・・
風俗だった。
美貴は小さくて覚えてないみたいだけど、それが周囲にバレて僕が虐められたり、何度か引越しする羽目になっている。
美人で爆乳な母さんは今でも風俗で通用するだろうけど、もう僕がさせたくない。

「子供の為に何だってできるのが親よ」
「なら、子供だって親の為に色々できるよ」

半分就職を考えてしまうのはこう言う事だ。
できれば早く働いて母さんを助けてやりたい。
僕が働けば成績の良い美貴の選択の幅が広がると思う。


……とはいえ、高卒就職を頑なに認めないだろう母さんを説得するのは容易ではない。推薦なり奨学金制度なり、色々考えることが必要だ。

「さて、どうしたものか」
母さんの手伝いを終えて自分の部屋に戻る途中、美貴が入っている浴室の前を通りかかる。

「お兄ちゃん…お兄ちゃん…」

「んん!?」

シャワーの水音と共に美貴の声が聞こえた。僕を呼んでいる?いやそんなわけないだろう。

「お兄ちゃん、遠くに行っちゃイヤ、お兄ちゃん大好き、美貴は離れたくないの……」

漏れ聞こえた美貴の言葉に僕は胸が締め付けられるような気がしてきた。
確かに僕は、かつて母さんや美貴を一生守るって誓った筈だ。
6年前のあの日から・・・


母さんは美貴を産んですぐ離婚。
子供を抱え学歴も無い母さんが出来る仕事は限られていて、昼間のパートだけだと食べていけないレベルだった。
僕が物心ついた頃の記憶でも貧乏だった印象しかない。

だから母さんの仕事はいつしか夜の風俗がメインとなり、そのうちに客であろう男が幾度か家にやってきた。
記憶にあるだけでもそれなりの数・・・
その中で母さんが結婚まで考えた男を連れてきたのが7年前だった。

その男は一見優しそうで誠実に見えた。
僕も初対面で悪い印象は無かったし、母さんの連れてくる男に懐かなかった美貴も珍しく懐いた覚えがある。
それから半年ぐらいして、その男が転がり混んでくる形で共同生活が始まったけど・・・
男が徐々に本性を現し始めていたのだ。

まず変わったのが母さん。
家に帰ると風俗嬢から母親に戻るから、僕らは殆ど母さんがそうであると思っていなかった。

それまで虐められたり引越しする事が数度あったけど、それも母さんが連れてくる男が問題だと思っていた。
だけどこの男と生活してると母さんが変わってしまった。
徐々に母親と言うより女顔のままになってきたのだ。

昼間は男は仕事、母さんもパートで夕方に2人とも帰ってくる。
そして僕達を気にする事なく2人でイチャイチャし始める。
好き同士で仲良くするのは良い。
でも仲良くのレベルを超えて、それはセックス一歩手前の行為。
濃厚なキスと身体の弄り合い。
僕と美貴は家族の団欒どころでなく、2人が帰ってくると共に寝るまで部屋にすぐ引きこもるのが常になった。

そしてそれは日を追うごとにエスカレートしていき、母さんの格好は派手になり、僕が直視できないようないやらしい下着を身に付けたりするようになってきた。
それどころか、僕達が部屋に引きこもるとすぐにセックスを始めるようになり、その声が部屋まで聞こえてくるようになった。
美貴は母さんが変わってしまった様子とセックスの嬌声に怯えて、部屋に籠ると抱きついて身を離さなくなった。


当時の僕も、美貴と同じく感じたのは恐怖感に近いと思う。

そしてエスカレートしていった母さんと男は僕らが見ていようと所構わずセックスに興じるようになり、家事も殆どしなくなった。
食事は無造作に置かれたお金でお弁当を買って美貴と2人で部屋で食べ、洗濯は僕がやった。
その洗濯してる側で構わず2人はセックスしてる事もあったけど、それは興奮するより嫌な気分にしかならなかった。
この当時は母さんの事も嫌悪の対象になり始めていたぐらいだ。
美貴もそのせいか体調を崩すようになり、ちょくちょく学校を休むようになったのだ。

そんなある日、今から6年前のその日・・・
体調が悪いと休んだ美貴が心配で学校を抜け出して帰った所、戸締りした筈の家の鍵が開いていた。
不審に思いながら家に入り母さんの部屋の前を通ると何やら物音がする。
またあの2人昼間からやってるよと嫌な気分になったけど、何やら様子が違う。
そっと扉を開けてみると、そこには衝撃的な光景があった。
全裸の美貴の上に男が覆いかぶさっていたのだ。

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