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ツインズ・パニック
官能リレー小説 - 近親相姦

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ツインズ・パニック 33

「さて・・・ぶーちゃん達に私の愛用の品だけど、どれか選ばせてあげるわ」

そう言って響華さんがコンテナボックスを出してきて蓋を開ける。
またしても俺は中身に驚かされ、双子達からは歓声が起きる。
中に入っていたのは・・・
所謂大人の玩具と言う奴だ。

普段のゆるふわおっとり家庭的な響華さんを見てると、エッチな道具で乱れてるなんて想像できないから驚いた訳である。
だがよく考えれば子持ちであるからそれなりの性体験してる訳だし、何より本家のメイドにされてた訳である。
凄まじい淫乱になっていても全く不思議じゃない。
そして俺の知らない性的な響華さんに触れる事は、何だか過去の傷口に触れられた気持ちになってしまっていた。

そんな俺の葛藤など全く知らない麻友と由梨は、玩具選びに嬉々としていた。
多分この二人は使った経験豊富なんだろう。
もうそこは理解してしまっているから、こっちはショックとかない。

「麻友はこれがいいなぁ」
「そんなのより由梨はシンプルなのがいいですの」

麻友が選んだのは突起の沢山付いた紫色のバイブ。
そして由梨のはシンプルなデザインのデカく黒いバイブ。

「まあ向こうではこういうのが日常だったみたいだからね」
俺の隣で琴音さんが言う。
「何も知らない俺には刺激が強いですよ…」
「あら、拓人くんは2人とはしてないの?」
「いや、まあ…」

琴音さんと会話している途中で、双子姉妹の甘い鳴き声が聞こえてくるのだった。

それを横目に琴音さんが微笑みながら言う。

「私もあのお屋敷でメイドしてた時期もあるけど、奴隷として扱われなかったからいい方だと思ったわ・・・でも、社長や拓人くんに可愛がられるなら・・・奴隷になってた方がよかったかしら」
「いやいや、お陰で俺にとって母親や姉みたいな存在になってくれたんだからこれで良かったよ、勿論俺としてはね」

俺は肘掛けの無い理髪椅子に座らされ、琴音さんは身を寄せてくる。
琴音さんも響華さんと同じく家庭的で理想の母親像・・・
ゆるふわぶりは響華さん以上だけど、やや騙されやすい気はするが響華さんよりはしっかりしてる。

「社長には感謝してるわ・・・お店閉めた借金も返す目処をつけてくれたし・・・愛人にもしてくださったから」
「そうだったんだ、親父の奴・・・それなら琴音さんと再婚してくれりゃいいのにさ」

親父と琴音さんの関係は知らなかったが、そうであってもおかしくないとは思っていた。
それに、琴音さんと再婚して欲しいと思ってた。

「それは勿体無い話だし・・・社長から過去の話を聞いたらそれでいいと思ったわ」

琴音さんはもう割り切ってるような感じだった。
まあ亜美さんもすごくいい人だし今の頑張り様は応援してあげたいし、それでいて琴音さん・響華さんとも交流があれば…今のような状況を続けていけたら、それでいいのかと思う。

「でも、拓人くんはつらかったでしょう?」
「いや、俺は…」

「響華のこと、好きだったんでしょう」

響華さんの件は・・・
随分琴音さんに気を使って貰ったり、慰めて貰ったりしたから気付かぬ筈もない。
それに響華さんが帰ってきてからの俺の反応も見ていただろう。
だからちゃんと言っておく。

「今でも好きですよ」
「そっかぁ・・・」

琴音さんは微笑んでいた。
多分、双子と肉体関係があるのも分かっているだろうけど、だからと言って俺が響華さんや琴音さんを避けてる訳じゃない事に安心したような表情だった。

「なら手を出してくれれば良かったのに」
「実際、手を出すのは思った以上にハードル高いって最近知りましたから」

手を出してしまえば簡単な事だったんだけど、そこに行くまでは本当に大変だった。
響華さんを大好きな気持ちはあんまり変わらないと思うけど、響華さんが帰ってきてから母になってたからか、何だか姉成分が増えて抱くと言う発想は湧かなかったのだ。
まぁ、由梨や麻友も抱いたが、そこまで行くのに妹と言うハードルは割と高かったしな。

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