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ツインズ・パニック
官能リレー小説 - 近親相姦

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ツインズ・パニック 32

まさか、亜美さんと麻友由梨双子姉妹と深町家の母娘がそんなところでつながっていたとは思わなかった。

「もうあのお屋敷は出たのです」
「そうなの?」
「一生あそこに戻ることはないです。最高のパパとお兄ちゃんに出会えましたから」
「うんうん、たっくんはすごくいい子だからね〜」

…いまだに「いい子」って言われるのもなんだか。
「メイドさんと、お兄ちゃんって知り合いだったの?」
「まあな」

詳しい説明はするとややこしくなるし、多分響華さんの説明能力だともっとややこしくなること確実。
だから二人には『後で説明するからカットして貰いな』と言って、一旦琴音さんと奥に行く。
まず俺が彼女達の事を聞かないといけない。  

そして琴音さんに説明を求め、何とか聞き出した内容を頭の中で整理する。
琴音さんの家は借金背負った美容院で、いい働き口があると紹介されたのが本家のメイドだった。  
中卒で働き、直ぐに当主に手籠めにされて響華さんを身籠ったらしい。
只、本人はいい意味でも悪い意味でもポジティブかつやや天然なので、そんな立場でも楽しくメイドして、やがてメイドをやめて実家の美容院を継いだようだ。
しかし、美容院を始めたものの借金は健在で、返済しながら慎ましくも楽しく暮らしていた。
それは俺も知っている。

そして、琴音さんに似ていい意味でも悪い意味でもポジティブかつ天然に育った響華さんは、家計を助けたい一心で中卒で『稼げる仕事』と紹介された本家のメイドとなって、後でそれを知った琴音さんに『あらまぁ』と言わせたらしい。

天然であるが、経験者の琴音さんは内容を分かってたらしく娘を迎えに行こうと本家に乗り込んだものの、本家のバカ息子に母娘共々手籠めにされたらしい。
ただ本家のバカ息子は琴音さんを解放したものの、響華さんを手元に残したようだ。
それはどうも響華さんが妊娠したからだと思う。
響華さんは妊娠しながらもメイドを続け、そこで亜美さん達の飼育担当にもなった時期があったらしい。
ただ当時の本家では奴隷もメイドも番号で呼ばれていたらしく、互いに本名は知らなかったらしい。

まあ、亜美さん達は名前すらなく、亜美さんが2号肉豚、由梨が13号肉豚、麻友が14号肉豚と呼ばれ、響華さんは31号メイドと呼ばれたらしい。
この番号はそれぞれ序列が上がれば変わるらしいが、まあ今ではどうでもいい知識だ。

そして1人帰された琴音さんの異変は、親父が気付いたらしく、俺に誤魔化しつつもクーデター計画を進めて彼女達を解放。
響華さんは子供も小さい事もあり、子育てしながら暫く新当主の元でメイドをして一年前に戻ってきた訳らしい。

まあすべて俺の知らない所で決着がついていたが、当時知っていたら何もできないから余計に苦しんだかもしれない。
それだから親父は俺に関わらせなかったんだろう。
少し腹は立つが、同時に感謝もした。

そして琴音さんの話した内容を整理し終わった頃に、響華さんが俺を呼ぶ。
それで店の方に言ってみた俺だが、その光景を見て固まってしまった。


由梨と麻友は理髪用の椅子に座っているのだが、全裸・・・
しかも肘置きに脚を上げてM字開脚。
ご丁寧に足首は拘束具で固定され、腕も座席の後ろに回されて拘束されていた。

だけど、二人共嬉しそうな表情。
響華さんもニコニコしていた。

「ぶーちゃん達が、以前のようにして欲しいって言ったからやってみたの♪」
「ちょっ?!、マズくないそれっ!!」
「お店閉めたから大丈夫よ」

いや、そう言う問題じゃないと思うが、当事者の由梨と麻友は楽しそうですらあった。

「ついでにアンダーヘアの手入れもして貰うから丁度いいのです」
「うんうん、縛られてエッチな事されるのって興奮するよね!」
「おまえら・・・散髪だぞ・・・」

楽しそうなら何より・・・
なのか?

…キャッキャとはしゃぐ双子姉妹。
お屋敷の中では常日頃こんなことをやっていたのだろうか。

「普通に考えたら幽閉というか、監禁というか…それでアレだもんねぇ」
琴音さん、しみじみ語ってますが、俺からしたら絶対おかしいです。
しかし、そういう生活が続いてなお昔と全く変わらない響華さんは、ある意味すごく強い人だと思わされるのだ。

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