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ツインズ・パニック
官能リレー小説 - 近親相姦

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ツインズ・パニック 31

そんな話をしながらも2人の下着と服を選んで着せて、これで俺の思う普通に近づいたな、と思った瞬間。

「お兄ちゃん、いい美容院知ってるですか」
「あぁ、まだ髪切りたいって思ってたのか」
由梨が尋ねてきた。

「近所にあるけど…」
「ホントですか!?じゃあ行きましょう!」
「あ、ああ…」

俺があまり乗り気じゃないのは、その美容院に初恋の人が働いているから。
正直、麻友と由梨を会わせたくなかったのだ。

その初恋の人、深町響華さんは今年二十歳のシンママ。
俺からすれば4つ上の幼なじみのお姉さんだ。
俺は小学生の頃、響華さんに求婚してOK貰ったりして仲良くしてたが、響華さんは中学卒業と同時によく分からない誰かと結婚して俺の前から姿を消した。
でも、丁度親父が再婚した一年前に離婚して帰ってきて、実家で美容師しながら子供を育てている。

なので会うとあの時のショックと思慕で微妙な心境になってしまう。
まあ、時間帯によっては子供の都合で響華さんのお母さんしかいないだろうから、その時間ならいい。
多分、二人共勘が強いから、響華さんがいると色々勘繰られるだろうし、響華さんは性格的に空気は読めない人だ。

でもそこよりいい美容院となると俺は知らない。
それに何と言うか、どこか引きずっていた俺は響華さんの顔見たさに通ってしまっていた。

まぁ、結局・・・
何だかんだ隠しても無駄だから、それなら連れていっておいたほうが後腐れないだろう。

と、いうわけで。
家から歩いて10分ほどの美容院にやってきた。

「あら、拓人くんいらっしゃい。久しぶりね」
「そうですね」
響華さんのお母さん・琴音さん。
お母さん、と言っても若々しく、響華さんと並ぶと姉妹のような人だ。

「えっと、そちらの2人は?」
「親父が再婚して…その連れ子です」

「あらそうだったの!・・・全然紹介してくれなかったのね拓人くん」
「いや、なかなか機会が無くて」

にっこり笑う琴音さんにちょっと緊張気味だった二人も緊張の解けた感じになった。
やっぱり何と言うか琴音さんは癒し系だ。
琴音さんも長らくシンママなんだけど、何でこんな人が再婚できないのか不思議なぐらいだ。
本当は親父と再婚してくれたらいいなと思ってた人だが、結局そうもならずだ。

「麻友ですっ!」
「由梨です、宜しくお願いします」
「あら可愛い子ね、二人とも拓人くんのお嫁さん候補かしら?」
「「はいっ!!」」

何を言うんだ琴音さんと思ったが、そもそもこの人も軽い天然だった。
フリーダム天然の響華さんの蔭に隠れてしまうから忘れていた。

「困ったわ、拓人くんには是非うちの佳那のお婿さんにと思ったのに」
「佳那ちゃん、まだ四歳でしょうが!」

そう言って孫を薦めてくるのは止めて欲しい。
佳那ちゃんはハイパーに可愛いが、それは幼い可愛さだ。
ロリコンじゃなくても可愛いものは可愛い。
だけど決して性的対象じゃない。

そしてこのやり取りに体力を削られた俺に、琴音さんはトドメを刺す。

「ちょっと待ってね、響華呼んでくるから」

いたのかい!
この状況で響華さんは破壊力ありすぎる。
しかし、琴音さんは俺が何か言う前に奥に向かって響華さんを呼んだ。
そして返事と共に響華さんが現れる。
相変わらず美人。
おっとりふわふわ系美人で、体型もおっとりふわふわボリューム抜群。
俺の憧れの人で、初恋の人だった。

だけど、現れた響華さんの表情は驚きで一杯だった。
そして、麻友と由梨も驚いて固まっていた。

「あ・・・もしかして・・・メイドさん」
「もしかしなくても、きっとそうです・・・」

麻友と由梨がそう言う。
もしかして、牝奴隷時代の彼女の髪をカットしてたのって・・・
じゃあ、響華さんの結婚していなくなったのって・・・

「そう言う事だったんだ・・・全部社長が私達もあなた達も助けてくれてたんだ・・・」

そう琴音さんがしみじみと言う。
そして驚きっぱなしの響華さんは・・・

「お屋敷からたっくんと来たの?・・・羨ましいなぁ、残ればよかった!」

なんと言うズレ方・・・
脱力してしまった。
何と言うか安定の天然だ。

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