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姉・妹ぱらだいす
官能リレー小説 - 近親相姦

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姉・妹ぱらだいす 19

一見優等生っぽく見えるけどその中身は非常にやんちゃで家にいるときでも外でも隙あらば人を誘惑してくる、僕としてみればちょっと厄介な人ではあるんだけども今の姿はとても無邪気で、素の顔が出てるんじゃないかな、と思う。

「どうしたのよ、ニヤニヤしちゃって」
「別に何も」
「あー、怪しいー。いっくん隠さないで〜」
軽く追っかけっこのような状態になる。

「ああっ」
「ん?どうしたの、って」
葵さんと杏里さんのいる場所に戻る。
見ると、2人が男からナンパされてるような感じを受けた。

杏里さんがなにか提案しているように見える。コイントスみたいだ。なぜか男も盛り上がっている。
互いに表と裏を決め、頭ぐらいの高さまで飛ばして結果を見せた。すると、その結果を受けて男たちは退散した。
やはり、杏里さんの運の強さは本物だ。きっと、話だけでもと食い下がってきて、コインで決めようと言う流れにしたのだろう。

「出会いを求めてたら、海よね。誘うなら、もっと際どい水着選ぶわよ」
「僕なら、見てるだけでいいよ。もしかしたら、すごい人がいるかもしれないし」
「無闇にセクシーな水着なんか着てたら、ウォータースライダーで滑ったらずれて見えちゃうじゃない」

家族で集合したこともあって、そろそろ帰ることになった。

「あれ、一旦家に帰らないの?」
「それじゃ、遅くなるからね」

車で店まで行くと、僕だけが帰ることになった。店はおばさんだけかと思っていたけど、亜衣ちゃんが裏方をフォローしていた。
僕と亜衣ちゃんで家へと向かう。

コンビニから家までは歩いてもそう時間はかからない。
しかしいつもよりずっと長く感じてしまうのは気の所為だろうか。

「プール、楽しかった?」
「あ、ああ…うん、楽しかったよ」
「そう…」
そこでまた会話が止まる。

「やっぱりまだまだお姉ちゃんたちにはかなわないのかな…」
亜衣ちゃんが独り言なのか、よくわからない言葉を放つ。

「ちょっと不安だったな。ナンパする男が来てたし、目立つボディってのも…海じゃなくてよかった気がする」
「じゃあ水着になってほしくなかった?」
「そんな我儘言えないよ。少なくとも杏奈は楽しんでたし。僕だけで行けば、いろんな女の人を見れたのにって思う」
「ご長男は好奇心が強いと見える」
いつの間にか来てた亜純ちゃんも口を開く。
「お兄ちゃんが見たかったセクシーな人って?」
亜衣ちゃんはかわいい系だし、色白でムチムチしていて健康的な色気だから、セクシーさとは違うだろう。
「家にいないタイプだよ。よく焼けた肌でそこまで見たら逆に下品かもって感じのかな。挑発的だからって、声はかけないけど」
水着ギャルって死語みたいだけど、派手でセクシーさを誇示してるとブサイク隠しにも作用しそうだ。海でコンテストでもやらないと、ド迫力なのにはお目にかかれないだろう。
「こんな感じの?」
「亜純ちゃん、絵心もあるんだ」
よく定規を使って図面を書いていたのに、イラストも描けると知って僕は感心する。ビキニの胴体からいきなり書くかのはグラマラスさへの憧れなのか思いつきなのか謎だ。
女性だけあって曲線が冴えていて、地味な末っ子とは思えない大胆さで、萌えと少年誌風のギリギリのエロさが表現されていた。
「顔はこう、亜衣姉みたいな感じで」
「じゃあ、ツインテールにできるかな。水着はもっとパツパツな感じで」
「トーンなしで表現するの、大変かも」
なぜ亜純ちゃんが亜衣ちゃんをモデルにしたのか分からない。これまで店でいろんな漫画雑誌を見てきたのか、丸みや陰影などもうまく描写されている。

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