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旅好き親父の遺したもの
官能リレー小説 - 近親相姦

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旅好き親父の遺したもの 31

「あああぁっ…はぁ、ああ、あ…」
由真が力を失い、その場に崩れ落ちそうになる。
俺は咄嗟にその身体を支える。

眩しい光が横切った。
どうやらマンションの前を車が通ったようだ。
「…あぁ、ぁ…」
「誰が見るかわからないな…部屋に戻るか」
「うん…」

部屋に戻る。
里美さんが敷いてくれたのか、誰も寝ていない布団があった。
…わざわざ申し訳ないな。

両隣では、しずるちゃんと未来が寝ている。
どちらも可愛い寝顔だ。
「私も隣で寝ていいかな?」
「まあ、スペースはあるからな」
由真が尋ねてきた。

由真と2人、横になって眠りについた。
気のせいか、隣のしずるちゃんが俺のほうに寄ってきた気がする…
…ちょっと狭くなってきついんですが
まあいいか。

その後は、よく眠れた気がした。
朝、里美さんに起こされ、みんなで朝食を取る。

「龍一さん、未来と由真ちゃんをよろしくお願いしますね」
「ええ、わかってます」
責任重大だ。
でも、それが親父の望んでいたことだし、俺は親父の思いを継ぐために今こうしてやっているわけだ。
未来も、由真も、幸せにするんだ。

「東京に行くんですね?」
未来が尋ねてくる。
「うん、その前に、名古屋に行くけどね。もう一人、会いに行く人がいるんだ」

ー後ろ髪引かれる思いでマンションを後にする。
「龍一さん、娘をよろしくお願いします」
「わかってます」
里美さんと真理子さんに頭を下げる。
「また機会があれば来るときもありますから」
「そのときはまた…」

2人の見送りを受けながら、電車に乗って名古屋を目指す。
未来と由真、それにしずるちゃんも、すっかり仲良くなってみな笑顔だ。

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