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未成年婚姻法
官能リレー小説 - 若奥さん

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未成年婚姻法 13


純が家に戻ると、
「彩美が良い父親になれるって言っていたの。」
「甲介君を抱いただけなのに、照れるな。」
「このところ、家から出て無いから、彩美や美咲達と一緒に出かけて良いかな?」
「勿論だよ。少しは体を動かした方が良いよ。」
 恵梨香は安堵の表情を浮かべた。
「ありがとう」
 そして、純にそっとキスした。
 純は、恵梨香の腹にそっと触れた。
 まだ動いていることは感じられないが、ここに自分たちの子供がいるんだ、という想いを新たにした。

 数日後、彩美、美咲、恵梨香は久しぶりに待ち合わせた。

彩美と美咲がやって来ると、
「お腹、また大きくなっているわね。」
「だから出かけるのがつらくて。」
「恵梨香のお腹には愛する純君との子供がいるからね。」

「恵梨香、映画でもどうかな?」
「確か恵梨香の好きな漫画が実写化されたのが上映されている筈。」
「そうなんだ。」

映画が終わって、
「実写化ってつまらないと思っていたけど、なかなか良かったね。」
「そうだね。」
「こうして楽しめたのも素晴らしい夫達のおかげよ。」
「確かにそうね。私も彩美も出産で弛んだ体を夫を労うためにも引き締めておかないと。」

すると、
「お義父さんにお義母さん。」
「お友達と一緒だったのか。家にいる事が多いと純から聞いて不安だったが、大丈夫みたいだね。」
「純が夫としても父親としても誰かよりは秀でているのですから。」
「そ、それは・・・」
 恵梨香は義父母に向かい姿勢を正した。
 「あ、あの、ご心配かけて申し訳ありません。純さんには大変よくしてもらっていて、今日も心配してもらって、こうして外出させてもらったんです、お義父様、お義母様、あまり心配なさらなくて大丈夫です」

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