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ヤンデレ妻日記
官能リレー小説 - 若奥さん

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ヤンデレ妻日記 40

「連絡したくなったら、旦那ちゃんは橘先生に頼むと思うんで、そのときはお願いします」
「はい」
人妻が俺のケーキを見ている。
「俺のも食べるか?」
「上の苺だけちょうだい」
「ショートケーキがだいなしだな」
チーズケーキが有名な店で、ならんでいる苺ショートがおいしそうだったので買った。
苺だけ没取されたショートケーキを俺は食べた。
人妻は橘さんへのおみやげに四個買って渡した。
「あとでいただきますね。実はお昼を食べすぎてしまいまして」
橘さんはそう言って、苺の没取されたケーキを見てくすくすと笑った。
笑ってくれてよかった。
俺は人妻と映画をみてきた話をした。
映画の原作はマンガだという話を橘さんは人妻に話していた。
「マンガ喫茶に行ったらありますか」
「置いてあると思いますよ。置いてなかったらそのお店は、マンガがわかってないと思いますね」
そのあと援助交際にまちがわれた話や噴水広場でバードウォッチングみたいに人間観察していた話をした。
「先生、また遊びに来てね」
「ええ、また近いうちにうかがいますね」
俺と人妻はファミレスで食事を済ませて、家に帰ってきた。
「ねぇ、一緒にお風呂に入ろう」
人妻とお風呂でいちゃついていて、ついつい長湯してしまった。
「ふぅ、のぼせた」
「はい、牛乳」
「俺あまり牛乳好きじゃないんだけど」
「飲んでくれないなら、私もしんいちろーさんのも飲んであげないからねっ」
俺は牛乳を飲んだ。飲めないわけじゃない。あまり好きじゃないだけだ。
「さすがすけべだねー」
人妻は俺の頭を撫でた。

三月十三日
人妻のスマホに美容師見習いのメガネ娘からお礼の電話がかかってきた。
橘さんはメガネ娘のために長い髪を、肩ぐらいまでの長さに切らせてくれたそうだ。
「橘さん、けっこうばっさり切ったみたいだな」
「髪型を変えて気分を変えたかったんじゃない」
人妻はそう言って洗濯物を取り込んでいる俺を見てにこにこしている。 
「私、お料理は好きだけど洗濯はあまり好きじゃないんだよね。だって、料理はおいしいってほめてもらえるけど洗濯はきれいに洗えたね、とかほめてもらえないじゃない」
人妻は俺の取り込んだ洗濯物を受け取って丁寧にたたんでいく。
「シンイチロウ、私の下着をじっと見るな」
「なんか、かわいいよな」
「下着にかわいいって……」
「そうじゃなくて、下着を見られて恥ずかしがってる舞が、なんか、かわいいなって」
人妻は俺からパンティをひったくった。
背が高くない人妻は洗濯物を干したり取り込んだりが大変そうで手伝っている。
「ありがとう、洗濯物はもう大丈夫だよ。ねぇ、晩ごはんは何か食べたいものある?」
「ラーメン食べたいかも」
「じゃあ、ラーメン屋さんに行こうね」

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