娼館 38
「それじゃあまず最初に朱里さん。貴方に似合う水着を彼らに選んでもらいましょうか。
地下にある温泉は、水着着用でないと入れないんですよ。」
朱里は、後ろを振り返ると指名した4人がそれぞれ水着を持って立っていった。
「朱里。着替えて行くわよ。あたしも地下に行くのは、初めてなんだからね。」
マリアは、言うが早いと4人が選んだ水着から朱里が似合う水着を選んだ。
朱里は、更衣室がある部屋でマリアが選んだ水着を着るとバスタオルを羽織って地下へと向かった。
バスタイオルの下ではビキニパンツが局部に食い込み、朱里は内股歩きにならざるおえなかった。
こんなことになるのならマリアになど選ばせずに、自分で選べばよかったと、今更ながらに後悔した。
その水着は局部の最小限部分だけを覆うよう大胆にデザインされた、マイクロビキニだったのだ。
それは全裸に近い状態にも関わらず、全裸よりもエロさを強調させ、男だったら一溜まりもないと思える代物だった。
地下室に降りて行くとマリアと4人の男たちが待っていった。
「まず最初に、バラ温泉に入りましょう。それから後は、お二人が、興味を持った温泉に入りましょうか?」