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羞恥小屋に堕ちた職場の先輩
官能リレー小説 - 若奥さん

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羞恥小屋に堕ちた職場の先輩 2

「ここか…なんだろ…キャバクラか?」

俺は社長に言われた店に着いた。
キャバクラのような外観の店だが、どことなく異質な雰囲気を漂わせていた。

しばらくすると社長がやって来た。

「この間はどうも。じゃあ、早速中へ。」

社長に連れられて中へ入ると、やはりキャバクラのような店であった。

ソファがあり、テーブルが置かれている。
少し妙な事は各テーブルに3人掛けのソファが1つ。その向かいには小さなお立ち台のような物が置かれていた。

「ここは俺の経営してる店なんだよ。まぁ、今日は楽しんでくれ。」

そう言うと、社長と俺はソファに腰掛けた。

「いらっしゃいませー。社長、お疲れ様です。」

若い女の子が俺達の席につく。
黒髪でショートボブの少し幼い感じの女の子だ。

「かやちゃん、お疲れ。今日も可愛いな。」

「もーwお世辞はいいですよーwお連れの方は?」

「取引先の社員だ。仕事で世話になったから、今日はそのお礼で。」

「そうなんですねー。宜しくお願いします。」

かやと呼ばれている女の子はおしとやかに頭を下げる。
幼い雰囲気のわりには、気配りのできるしっかりとした女性であった。

「お飲み物はどうされますか?社長はいつもので宜しいですか?」

「あぁ。君は?」

「あ…ありがとうございます…えっと…じゃあ、同じものを。」

「かしこまりました。ご指名はどうされますか?」

「そうだな…じゃあ、友美で。」

「あら、またですか?wこの間からお気に入りですねw」

指名?
何の事だろう?
かやがつくんじゃないのか?

俺は疑問に思っていると、しばらくしてボーイがやって来た。
ボーイはかやよりも少し大人っぽい女性を後ろに連れていた。

「…友美です…ご、ご指名いただき…ありがとうございます…本日は…宜しくお願いします…。」

ボーイが酒をテーブルに置く隣で友美という女性が挨拶をする。
社交的で接客慣れしたかやとは全く違い、オドオドとして何かに怯えているような感じだった。

「友美さん、元気ないですよーw本番はこの前みたいにちゃんと元気良くお願いしますねw」

かやが笑いながら友美さんに話しかける。

「…は、はい…すいません…では…じゅ、準備をして参りますので…少しの間お待ちください…。」

友美さんは頭を下げると、ボーイに連れられて裏に下がっていった。

友美さんは切れ長な目で綺麗な顔をした女性だった。

社長に聞く所によると、年齢は彩乃さんと同じ位で、元々は社長の取引先の社員だったそうだ。
付き合っていた男の借金を肩代わりしてしまいお金に困っており、社長がこの店を紹介したとの事だ。

「友美さん、まだ入って1ヶ月だからなかなか慣れないみたいでw新人さんなんで、甘く見てあげてくださいねw」

かやから説明を受けたのだが、どうやらこの店の仕組みは1人が接待担当で客と一緒に席につく。
もう1人の女性がお立ち台に立って余興を披露するということらしい。

かやが接待担当、友美さんが余興担当ということだ。

「とりあえず、余興が始まるまで呑んで待つとしよう。乾杯。」

「あたしも失礼します。乾杯。」

俺達3人は酒を飲み始めた。

「友美さん、美人ですよねー。」

かやが俺に話しかける。

「あぁ。そうだね。綺麗な人。モテそうだね。」

「普段の職場でもかなり人気みたいだぞ。今は緊張しててそうは見えないかもしれないが、愛嬌があって可愛いと男性社員からよく声は聞く」

やっぱりそうか。
確かにすごく可愛かった。
あんな人が彼女だったら毎日楽しいだろうな。

「彼氏さんいるんだから狙っちゃダメですよーwあ、ちなみにあたしはフリーですけどw」

かやも可愛いが、俺は友美さんの方がタイプだな。
愛想笑いでかやの冗談を流すと、俺たちはしばらく友美さんの話をしながら酒を飲み続けた。

俺は少し友美さんに好意を持ってしまっていた。
可愛かったな。
連絡先とか聞いたらまずいかな…彼氏さんいるし…羨ましいな。

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