他人のモノになった、あの娘 114
「一晩中、お父様に可愛がって頂いた跡が出てきましたわ」
指で掬い舐める遥。
清楚な顔がそこで初めて淫らに染まった。
「お父様はお姉ちゃんとフミを抱きましたが、私の身体が一番と言ってくれました・・・だからアイツらにはヤラせないと言っていました」
どこか誇らしげに言う遥。
これは遥の性格が歪んだ結果とは思わない。
むしろ姉と妹を貶めてるのではなく、僕がどれだけ受け止めれるかを試してる気がする。
「こんな酷い女になったのは・・・初めてを奪ってくれなかったお兄さんのせいですよ」
「そうだね・・・僕は、僕にとって最高の女になってくれた遥が堪らなく好きになったけどね」
そう僕が言うと、淫らな笑みを見せる遥。
遥は僕に近づいて、ゆっくりと抱きついてきた。
「恨んでますよ、お兄さん」
「それも受け止めてやるさ」
唇を重ねようとしたら、遥が人差し指で僕の唇を押さえて駄目と微笑む。
「キスは・・・ケダモノのようなセックスで、私をお父様から奪ってからにして下さいな」
そう言ってくる姿が余計に淫らで美しくて、可愛らしい。
「仕方ないね」
「お兄さんならできると信じてます」
遥の瞳には一点の曇りもなかった。
少々強引に遥を抱き寄せ、片側の乳にむしゃぶりつく。ピアスごと舌先で舐めると遥から甘い吐息が漏れた。
それと同時に股の方へ手を伸ばし、先程「お父様」が残していったというドロドロの精液を掻き出してやる。
「ああっ、お父様のぉ・・・駄目ぇ・・・」
遥は僕の腕を取り、指についた精液を指ごとしゃぶる。
それが何ともエロい。
「もうここは僕の精液専用になるんだよ」
指をしゃぶり続ける遥をそのままにして、反対の手で遥のアソコをつつく。
そうすると遥はポロポロと涙を流していた。
実父に対する気持ちが強いのか、僕とセックスする事に納得してるが心の奥底で拒否してるかもしれない。
だからと言って僕もこのまま止めるつもりは無かった。
僕はズボンを脱ぐ。
そしてパンツを脱いで肉棒を露わにすると、遥から吐息が漏れる。
「これが、お兄さんの・・・」
複雑な感情で僕のフル勃起した肉棒を見る遥。
その遥を僕は床に押し倒す。
そして両脚を持って広げると前戯も無しに突っ込んだ。
「ああっ・・・お父様ぁ・・・」
どこか辛そうな遥の声。
これは・・・
レイプそのものだ。
だが、萌も歩もそれこそ遥も納得している。
だから気を取り直して腰を振った。
「んっ、んっんっんぁあんんっ!!!!!!おっ、お父様ぁぁああっ!!!!!」
遥が悲痛な叫び声をあげながら首を横に振る。
僕は構わずズンズンと遥の膣奥を目指し腰を振り続ける。
声色と、言ってることは拒絶のような感じだが、遥の膣はぎゅうぎゅうと僕のチ〇ポを締め付けてきていた。
「ああああぁ、あああぁ、ごめんなさい、ごめんなさいお父様ぁ…」
遥はまだ「お父様」を忘れられないようだ。
ならば、まだこのままだ。
それで腰を止めると、遥は悶えながらも口をギュッと閉めて身を震わせながら耐える様子を見せた。
これはなかなか骨だと、僕は再び腰を動かした。
「あっ、駄目っ、駄目っ・・・」
遥の膣は良い具合で、遥自身の高まりも良い感じだ。
ただ、心がここに無いせいかデリ嬢とした時に似てセックスに喜びが無い。
何か作業のようだった。
それは遥も同じなのだろう。
高まりによる快感の声は出るが、心の芯が冷えている感じがする。
それでも僕は腰を振り高まりを目指す。
「んいぃっ!アアアァァァァッッッ!!」
ギュギュッと遥の膣が締まり、僕も射精する。
僕に膣内出しされながら達した遥。
快感は素晴らしかったが、虚しさが一杯のセックスだった。
「ああ、やっぱり輔さんとしたんだね」
背中から萌の声がした。
振り返ると、萌と歩がいた。
「遥に言ったのよ・・・実父の情報出したら抱かれないように話してあげるって」
「そう言う事か・・・」
つまり、実父の議員と産んだ長男とお腹の中の子を守る為に僕に抱かれたと言う事らしい。