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他人のモノになった、あの娘
官能リレー小説 - 若奥さん

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他人のモノになった、あの娘 2

同窓会は開始からもう2時間を過ぎており、すでにいなくなったような奴がいれば、一部は当時から仲の良かったメンバーでテーブルを囲んでいたり、幹事の元委員長は締めの準備をしていた。

「さあさあ、二軒目行こ!!」
爆乳ギャルの内藤が僕のツレ数人を強引に誘って二軒目に飲みに行こうとしている。

ふと松下たちがいたテーブルを見ると、松下の姿がなくて川瀬とジュリアがまだ仲良くしゃべっていた。
「もう帰っちゃったかな…」
どうせなら一緒に飲んで、話がしたかったけどな、と思いながら僕はトイレに行く。連れ達はそのまま連行されていればいいか。


綺麗だが少し狭いトイレの中―

「嫌!やめて!やめて!ヤダ、離してっ…!!!んんっ、あ、や、ぁ…」
「うるせえ、このデカパイとマンコがあの上野のモノだなんて許せねぇんだよ!」

松下が襲われていた。
男は、この声は、確か、あのころ不良グループの筆頭格だった坂東だ。

「へへ、おっぱい、揉ませろよ。」
「いやよ!ああ!だめ!」
「その割には全然抵抗しねぇじゃねぇか。昔を思い出して俺とセックスするきになったか?」
「あれは、坂東君が無理やり」
二人の会話を聞いてる僕は迷っていた。どうする?警察呼ぶか?僕があいつとケンカして勝てるわけがないし。
「同窓会は不倫の入り口と聞くが、こうも簡単に事件にもありつけるとは。ダンナも漁夫の利狙いで?」
千秋もいつの間にか側にいた。アクションカメラに自撮り棒を連結して撮影し始めた。どこまでも男の味方な女だ。
「どうする?ぶちのめしたい気持ちもわかるけど、顔は隠した方がいい。いろいろレンタルできるよ。お代金はね、あいつの長財布か靴でいいや」
一人でないことは心強いが、一層迷いが強くなる。
「お前ならどうする?」
「表向きは松下の味方をする。それで、うまく間に入る。あいつはやらかしたことのカタをつけさせる。余分に示談金を取る。DQNでも闇金から金を引っ張れるし。うまくいかなくても、癪だけど上野に話して弁護士を紹介する代わりに、謝礼を受け取れればいい」

なんというか、この状況でもすぐに先の先まで考えることができる頭の回転の速い奴、それが宮田千秋という女である。コイツには昔からよく助けてもらったし恩恵も受けたし、ここも素直にコイツの言う通り動いていこう。

「バレないようにしろよ」
「私がそんなヘマすると思う?」
「ま、そうだな。にしても坂東が松下をな……あの頃は全然知らなかったよ」
「結構なヤリチンだって有名だったわよ。まあ、あの頃も今もレイプ気味だけどね」

計算高い一方で、それ以上に好奇心が強くて噂が本当だったことに満足しているようだ。
しかし、顔はまるで笑っていない。

「思ったより早いな。所詮は短絡的なDQNか。お金もいいけど、ちょっとブンってやってみたくなったな。これは魂の問題だ。松下は君が取りたまえ」

彼女にも道義心や女の矜持も残っていたのか、単に坂東の無理ウチが短くていい男優でなかったことへの怒りか、音も立ててず掃除道具からモップを手にした。
それで何をするか聞く前に、出し終えたであろう坂東が個室から出た瞬間に不意打ちを放った。彼女の一撃は顔面にヒットし、坂東は倒れる。
不意打ちで気絶した彼から下半身の服を奪っている。このビッグウェーブを逃す手はないので、俺も松下の手を取って強引に連れ出す。

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