彼女と僕の甘々の日々 6
「わぁっ!」
穂ちゃんの顔が僕の股間を見て綻んだ。
元妻の件で自信は失ったものの、そこまで自慢できるサイズでは無いが小さくは無い。
「合格かな?」
「大きさより、相性とかだと思います・・・あと回数こなせる人がいいですね」
それは痛感している。
疲れてるからとセックスしないでいたら、十数年培ってきた関係を濃厚なセックスで潰される経験をした自分としては頭の痛い話だ。
愛だの恋だの言うのも大切だが、快楽も大事だ。
穂ちゃんがまだ前の彼氏に未練があるのもそこらだろう。
「じゃあ・・・ご奉仕させてくださいね」
「ああ・・・」
穂ちゃんが先にキスして、ねっとりと舐めていく。
それだけで背中に電流が走ったような快楽。
はっきり言って上手い。
何度か経験ある風俗嬢のフェラより上手いのだ。
幼げで可愛らしい顔に反する、その上手さ。
彼氏とのエッチの回数も相当なものなのだろう。
そうして、男に尽くすことを叩き込まれたのだ。
「んんっ……優さんのヒクヒクして元気です。いつまでもしゃぶっていたい気持ちになっちゃいます」
「穂ちゃんが上手過ぎて、すぐに出ちゃうかもしれないよ」
「あんっ……あっ、ヌルヌルしてきた…」
穂ちゃんの頬がほんのり赤く染まる。
先端から根元まで満遍なく舐めてくれる健気さと極上のテクニックで、一気に発射寸前まで持っていかれてしまう。
僕は穂ちゃんの見た目に反する超絶テクニックに翻弄されながらも、彼女の頭をゆっくりと撫でていた。
半分無意識の行動だったが、穂ちゃんが上目使いでこちらを見ながら嬉しそうに甘く鼻を鳴らすのを見ていると、色々と考えてしまう。
彼女は色々と男に都合の良い女なのだろう。
本人に自覚が無い・・・
いや、そうする事が自分の存在意義と思ってる節が見て取れる。
前の彼氏が勿体なくも使い捨て状態にしたからお鉢が回ってきたが、これだけ都合が良いと悪い男に引っかかればちょっと持て囃してもっと都合よく肉便器コースにされていただろう。
穂ちゃんの友人が心配したのも、確かに頷ける。
でも、多分彼女はこう言う生き方が今は全てなんだろう。
なら、こっちが合わせてやるべきだ。
多少悪い男になりつつ、彼女を大事にしてやればいい。
「いい子だね、もう出そうなぐらいだ」
僕が褒めると、穂ちゃんは嬉しそうに鼻を鳴らしてモノを咥え込む。
ねっとりとした口腔と舌使い。
歯のタッチも手慣れている。
本当に彼女は実は風俗嬢でしたと言われても納得するぐらいのレベルだ。
僕が出そう、というととたんに力を緩めて射精を遅らせようとする。
こちらが力を抜くとまた奉仕を強めていく。
絶妙なバランスだ。
元カレは年上だろう。大学生か?それとも教師だって可能性もある。
どちらにしてもよく仕込んだものだ。セフレと割り切ってというのも…
しかし、僕はそれと同じようにしては、いけないのだ…
「優さん、私も…」
急に奉仕をやめ、穂ちゃんは何か物欲しそうにねだってきた。
よく見ると脚を震わせている。
脚を震わせながらも穂ちゃんはヨロヨロと立ち上がった。
「最後までご奉仕できなくてごめんなさい・・・もう限界です・・・」
太ももまでぐっしょりと濡らし、更に床にも淫らな汁をこぼしていた。
「おいで」
そう僕は言って穂ちゃんを抱きとめる。
今の彼女を焦らすのは生殺しのようなものだろう。
そのまま穂ちゃんを跨がらせ、対面座位にする。
手慣れたように僕の竿に手を添え、ゴクリと唾を飲み込む。
幼い顔立ちに似合わない色っぽさにドキリとする。
そして彼女が腰を落としていく。
ニュブリと簡単に飲み込まれていく竿、穂ちゃんからは『おおおっ』と唸るような声が漏れた。
「んほほほほほっっっ!!」
僕の竿をすっぽりと飲み込んだ瞬間。
彼女が背を仰け反らせる。