女子大生モデル妻、淫らな日常 9
想像したよりも低音の声が、私の耳元でせせら笑う。
「あ、あ、いや、やめ、て…」
「やめてほしいの?こんなに濡らしちゃってるのに」
「こんな、っ……はぁ、あぁぅっ…!」
割れ目に指が侵入していく。ジュプッ、と、聞きたくない水音が響いて…身体が震える。
「んくっ、あぁ、はぁあぁ」
「ほら、感じてんだろ、イケよ」
クイッ、と中で指が曲がる。慌てて口を抑える私。その瞬間、ひときわ強い快感に襲われた。
―イッた。
快楽に負けた。こんな不特定多数の人間がいる中で。
意識朦朧の私は、そのまま後ろの痴漢の胸に倒れ込んだ。
「っぁっ、はぁー、はぁっ、はぁっ、はぁっ…」
「可愛いイキ顔だな」
抵抗する力を失った私の胸をまだ揉みながら、耳元で嘲笑う声を聞かせた。
「降りるぞ。2人になれる場所でたっぷり可愛がってやる」
私に拒否権はなかった。
いや、拒否する力もなかった。
私は男に抱えられたまま電車を降りた。ほかの乗客からはどう見られていたのか。途中で止まったり動いたりを繰り返してた車内で体調を崩した若い女を介抱するだけ、にでも見えたのか、疑問に思われることはなかった。
そして―
私は駅の身障者用トイレに連れ込まれた。
痴漢で絶頂させられまだ意識は朦朧としていた。感じていたのは、背後から私をやんわりと抱く野獣の気配。
「ぐへへ、上物だぜ」
胸を揉み、尻を撫でまわす。
やめて、という声も出ない。
スカートの中に荒々しく男の手が潜り込み濡れて意味をなさないパンティの隙間から指がねじ込まれた。
「ん、んふぅ、はぁあっ、ああああっ」
「も一度イキな、ここなら叫んだってかまわないぞ」