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奥様カフェ
官能リレー小説 - 若奥さん

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奥様カフェ 5

結実は雅樹の身体にしがみつき身体を震わせ、イった。
激しい突き上げに結実はあっさり意識を飛ばしてしまい、ぐったり雅樹に身体を預ける。

「もう、結実ったら一回でイっちゃったの?」
「興奮しすぎて激しくしちゃったな」
アンジェラは遊豪にあらゆる体位で突かれまくっても、なお笑顔である。



「ふぅ……やっぱり久しぶりってのもあって、ちょっとやりすぎちゃったかなぁ」

翌日、気だるそうに結実は開店準備を始めた。
あの後、復活してはイカされ、復活してはイカされの繰り返しで、合計7ラウンドも致したのだ。
最後にはお互いスワッピングまでして、久々のセックスをエンジョイした結実は、疲れながらも充実した笑顔だった。

「いらっしゃいませ」

朝一店を開けると顔なじみの老人客たちがやってくる。
いつもの日常だ。

「結実ちゃん、今日は一段と可愛いなぁ」
「ふふっ、そうですかぁ?」
「肌ツヤもいつもよりいい気がするなぁ」
「皆さんお上手なんですからぁ」

なじみの客たちは笑顔で振る舞う結実をちょくちょく弄る。
それも楽しい日常だ。

その日の午後、客足も止まりかけた時。
先日コップを落として割ってしまっていた少年が再びやってきた。


「あら、あの子はこの前の」
カウンターでカップやお皿を拭いていた結実は少年の姿にすぐに気づく。
少年は結実のいるカウンターから一番遠く離れた窓際の席に座った。つい先日の時も彼はその席だったと結実は思い出す。

少年はカバンから教科書か、参考書のような本を取り出し読み始める。
「受験生なのね」
結実は彼のところにお冷を持って近づいた。


「あっ…」
結実がお冷を置いたのに少年は気づくが、すぐに視線を参考書に落とす。
「熱心ね」
「…」
ニコニコと微笑みを投げかける結実だが、少年は何も答えず。

「この前もうちのお店、来てくれたよね。受験勉強とかするのに、もってこいなのかな。それだったら嬉しいかな」

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