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愛妻・美月
官能リレー小説 - 若奥さん

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愛妻・美月 26

野口さんの指示で、今度はベッドの上に寝かされます。
すると別のスタッフさんがやってきて私の身体をあちこち手でベタベタ、サワサワ、くまなく触れていくのです。
くすぐったい、それより別に、非常になんと言うか…

「あ、あっ」
「声は我慢しなくていいぞ」

マッサージ、と言えば聞こえはいいのですが、それ以上にその手つきが露骨に、私の敏感で、しかも大事なところばかりを狙っているような気がして…本当はすごく嫌な…

「…………………!!!」

「そう、その表情いいぞ、そっちの角度でも撮ってもらおう」

必死に声を我慢します。
いやらしいマッサージのようなものは続き、カメラがもう一台増えます。一台の方はズームして私の表情をとらえているみたい。あぁ、どうなっちゃうの…

ビィィィィィン

「っ!!!!」
内またに、何か動くモノのような、先端が押し付けられ、思わず身体がビクン、と反応してしまいます。

「あ、あぁ…」
その振動が、露骨に私の股、下半身のビキニの布を刺激してきます。スタッフがもう一人増えていて、その謎の機械をあてて楽しんでいるようで…

「んっ!」
「イイね、新鮮な表情だ」
「あっ、これ、何…」
「ただの電動マッサージ機さ。蜜樹ちゃん、使ったことないの?」

「そんなの、ないですぅっ、あんっ」
「そうか、なら今日はサービスだ。いっぱい使わせてあげよう。そしてもっと気持ちよくなるんだ」
「やめっ、ダメっ、ンッ」

胸に。股に。その震える先端が私の身体をくまなく攻め立てる。手で愛撫されるよりも強い快感に襲われる。これ、絶対グラビアじゃない。これが作品として出るって、ホントにイイの?大丈夫なの?

「あっ!んーっ、んーっ!!あぁあああっ、ダメっ、ダメぇええっ!!!!」

ビクッ、とひときわ激しく身体を仰け反らせてしまう。

「よーし!!!最高の顔が撮れたぞ!」

野口さんがさも嬉しそうに大声を張り上げて言います。
周りを囲むスタッフさんたちが拍手し、場が異様な盛り上がりを見せていました。

それを私は呆然として見ていました……
こんなイカされ方、初めて…なんか全然嬉しくない。悔しい。

「お疲れ蜜樹ちゃん、撮影はこれで終わりだ」
野口さんが言います。

「あとは、俺たちに楽しませてくれよな」

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