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愛妻・美月
官能リレー小説 - 若奥さん

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愛妻・美月 19

「うわぁ、すごくいい眺め!:
ホテルの窓から綺麗な、真っ青な海が見えます。
「すごいね、ママ!」
隣の美涼も楽しそうな表情。

ダーリンと、美涼と、リゾートホテルにお泊りです。

「美月に着て貰いたい水着があるんだ」
「えっ、買ってくれたの?」
「この前の誕生日、美月は仕事で何もできなかったからな」

忙しさのうちに忘れてしまってましたね…
その水着をダーリンから手渡され…おぉ、黒のセクシーなビキニ。

「それを着て、ビーチの視線を独り占めするんだ!」
「もう、私はダーリンだけのものなのに〜」

そう言いながらニヤつくダーリン…目的がわかっちゃいましたね。

ビキニを身に着け、ダーリンと美涼と一緒にビーチに出ます。
夏の太陽が眩しい。もうちょっと日焼け止め塗らなくちゃいけないかな?
ダーリンは手早く砂浜にレジャーシートを敷き、パラソルも立ててくれる。

「美月はここでゆっくりしてて。僕は美涼と一緒に遊んでくるから」
「えっ、ちょっと」

そう言って、ダーリンは美涼を連れ波打ち際に行ってしまいました。

波打ち際でダーリンと美涼は楽しそうに遊んでいます。
ダーリンは心なしか少年に戻ったかのような、いい笑顔。
思えば私の仕事が忙しくて、なかなかこんなことってできなかったのかも。
2人が楽しければいいか、と思って、私はレジャーシートの上に寝転がってくつろぐのです。


「わあ、お姉さんったらすげーセクシー」
「今一人?俺らと遊ばない?」

しばらく一人でのんびりしていると通りがかった男の人2人組に声をかけられる。
年下なのかな。それでもなんか遊び慣れてそう。

ふと見ると、波打ち際にいたダーリンと美涼は海の家の方に歩いている。
2人でかき氷でも食べるのだろう、まあいい、のかな?

私のお相手はこの2人になるのかしらね。

「ふふ、ナンパかしら」
「察しがいいね」
「お姉さんだって暇そうじゃない、一緒にどう?」

「私、コレだけど。それでも誘う勇気はあるかな?」
2人に光り輝く指輪を見せつける。

まあ、こうすれば大抵の男の人は諦めてどっかいっちゃうんだけど。
そんな姿を見るのが楽しい、なんて悪趣味かなぁ…


「へぇ。人妻なんだ」
「うん」
「…なら、余計燃えるものがあるな」
……えっ?

この2人組、いつも相手する男とは何か違う。
気づいたときには遅かった。

「旦那から寝取るとか最高だな」

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