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愛妻・美月
官能リレー小説 - 若奥さん

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愛妻・美月 12

「藤村さんだったら、引く手あまたなんじゃありません?…」
容姿も端麗な藤村さんだもの…お付き合いしたいと思う女性は星の数ほどいる筈よね…

「そうでも無いさ;…モノだって大したことないしな;…」
「ぇ?…モノって…?」

「その…女の子の前で言うのもアレだけど、こっちの話さ」
藤村さんは人目を気にしながら股間を指差す。

「そんな…男の魅力はソコだけじゃないですよ」
気にする藤村さんを励ますように私はジョッキにビールを注ぐ。
「蜜樹ちゃんは優しいよな〜…旦那さんが羨ましいよ…」
「ふふっ、今夜だけ、なってもいいですよ?」

当然ながら、自信が無いと言う藤村さんのソコに興味があった…
和田さんのは希に見る巨根だったから、それをダーリンのモノと比べたのも可愛そうな気もしていたからだ…

それに“抱かれたい男性タレント”の上位にランクインする藤村さんのソコが貧相だったら、ダーリンを見直すチャンスでもあるんだものね…


「ありがとな蜜樹ちゃん、こんな俺のために…」
「いいんですよ藤村さん、普段からお世話になってるのは私の方ですから」

店のお会計は藤村さんが私の分まで支払ってくれて、偶然前を通りかかったタクシーを止め乗せてくださる。
そのまま藤村さんの住むマンションまで一直線…私の腰のあたりに、藤村さんの腕が回っていた。

藤村さんとこんな関係になれるなんて思ってもいなかったけれど、悪い気はしない…
そのまま藤村さんの肩にもたれ掛かると、キスで視界が塞がれた…

うぅ〜ん…
ちょっと煙草の匂いに戸惑いはしたものの…それを味わうように、藤村さんの口内に舌を差し入れた…

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