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幼妻のアブない日常
官能リレー小説 - 若奥さん

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幼妻のアブない日常 94

真紀が言う。
「結衣子も新たな道を築けるわけだし、セックスにもいい影響を与えるはずよ」
「そ、そうかなぁ?」
「ま、頑張ってみなさい」

まあ、何にしてもチャレンジしなくちゃだよね。
新たな出会いもあるかもしれないし。

結局オファーは受けることにした。
数日後に詳細が届く。

「あらぁ私をレイプする男優って真嶋ユウだって…」
結衣子の言葉に、たまたま事務所に来ていたニーナも書類を覗き込む。

「凄いじゃない、真嶋ユウと言ったらこれからを期待される二世くんでしょ?」
「そ、そうね…父親は世界を目指したアクションスター…確かアメリカで産まれ育ったんじゃなかったかしら…」
まさかそんな子が自分の相手役だなんて、結衣子は思ってもいなかった…

一話完結の作品で、彼が今回の事件の犯人役。
もちろんドラマだし、最後までその行為をするわけじゃないんだけど、ちょっとワクワクするし、ドキドキもする。

「私、前にバラエティで一緒だったけど役者の時と普段とギャップがある人だって思ったよ」
「その役に入り込む人なんだね」

「ええイケメンも去ることながら、演技力は若手の中で1番じゃないかしら?…」
「やだぁそんな人相手に緊張しちゃう…私なんて演技の“えの字”も知らないのに;…」
これで女優志望なんて言ったら、軽蔑されちゃうよな;

「結衣子さんは大丈夫だよ…演技なんて思わずに正面から真嶋ユウにぶつかっていけばいいんじゃないかな?…」

「ありがとニーナ、私頑張ってみる」
「期待してるぞ、新人女優さん」
「もう、それって褒めてるのか何なのか」

いろいろ不安はあれど大人気のイケメンと相対するなんてなかなかないよね。
実は内心ワクワクしてるんだ。

さて、改めて脚本を確認。
深夜、人気のない道を歩いていると、後ろから誰かに追いかけられているような気になり、ちょっと急ごうとした瞬間に真嶋ユウに襲われると…

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