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幼妻のアブない日常
官能リレー小説 - 若奥さん

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幼妻のアブない日常 64

それがいきなりM調教につながるのはどういうことなのかよくわからないけど…もしかしたら和樹くんの主導かもしれない。

「本当のことを言ってね…和樹くんのことは好き?」
「素敵な方だとは思います…でも、何か違うんです」
「結婚したい?」
「お家のためですから、乗り越えないといけないとは…」

気の毒に思いながらもそれ以上突っ込んだことは言えない…
まああれ程に大恋愛して結婚した私だって、今はその熱もすっかり醒めてこんなことしているんだし;…

「でもあれじゃない?…結婚式とかウェディングドレスとか憧れない?…」
女の子だったら当然よね?

「その結婚式が問題でして…」
「ん…?問題って?…」
「表だっては普通に執り行われる予定なんですけど…裏では私と和樹さんのM調教された後のお披露目ってことになっていて…」

「それって公開調教なんてことじゃ…」
「私も詳しく聞いたわけではないので…」

結婚の話すら乗り気じゃないのに式自体がそんな風ではメンタルがやられかねない。
萌ちゃんは見た目明らかに弱そうだから心配だ。

「あのっ、宜しければです、けど…」
「うん?」
「私を、女にしてください…」
「へっ?」

「えッ、それは私に言っても…」
確かにそんな場所で処女を失うよりかは、ここでちゃんといい思い出を作ってあげたい気もした。

「私…この部屋に入ってきた時から結衣子さんのこと…」

「そ、それは嬉しいけど…」
彼のことしか見ていなかった自分を申し訳なく思う…
と同時に同性に告白されるという初めての体験に、結衣子はちょっとドキドキした…

「私、アイドルとかグラドルとか大好きでチェックもしてるんです。だから結衣子さんのことも…まさかこうして会えるなんて思ってなかったです…」
「そうなんだ…ありがとう」

同性のファンがいるってありがたいし嬉しい。
握手会や撮影会はほとんどが男の人だからね、それも嫌じゃないんだけど。

そう考えると萌ちゃんのことが、だんだんと愛おしく見えてくる…

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