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幼妻のアブない日常
官能リレー小説 - 若奥さん

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幼妻のアブない日常 62

「政略結婚って…今時そんなことがまだある訳?…」
「お金持ちの世界って、まだまだそういうことがまかり通っているみたいよ…一般庶民の私たちとは時限が違うのよ…」
時限って;…それって後退してるってことじゃない;…

「それは分かったは…でもそれが何だってカップル調教ってことになる訳?…」

「詳しく話を聞いてないけど、経験がないか、それともお互いに特殊な性癖なのか、まずは会って話を聞きたいのよね」
「…すごい手探り」
「まあ、楽しみじゃない」
今の状況を楽しいと思える真紀が一番すごいよね。

「ありがと、これはお礼ね」
真紀が運転手さんにチップを渡す。
私たちは車を降り、洋館の中へ入る。

黒タイの男が私たちを出迎えてくれる…
この人ってもしかして“執事”ってやつ?…漫画でしか知らないその存在に胸が高鳴る…

「ようこそおいで下さいました…お嬢様はお二人のご到着を首を長くしてお待ちになっておいでです…」
フレームレスの眼鏡を押さえながら微笑む執事さん…
そのイケメンぶりに真紀も私もクラクラとしてしまう;…

「行きましょう、結衣子。私たちの相手は彼じゃないの」
「そういう真紀も動揺してるでしょ」
「…アレは童貞じゃないわ」

執事の彼の指定した部屋の前へ。
ノックして中に入ると、一組のカップルが…

「あの、初めまして…」
2人とも、まだ高校生くらいに見えるんだけど…

結婚というからてっきり適齢期のもっと歳のいっている2人だと思っていたは…これなら青年が童貞なのも納得がいく…

当然お嬢様の方よりも、青年の方をチェックしてしまう…
老若男女誰からも好感を持たれそうな精悍なる顔立ち…
それは逆にセックスを感じさせない爽やかな印象を受ける。

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