「おお、うわぁ…結衣子さん…」
恐る恐る手を伸ばしてくる泰雅さん。
「もっと激しくしてもいいのよ、泰雅さんは名前の通り、体格の通り、野獣になってもいいのよ」
「お、俺は…そんな…」

しかし男は正直になるもの。
私の胸に伸びた手は次第に力が入り、いやらしい手つきになっていく。

これってやっぱり“男の本能”なのだろう…
いくら龍一くんの身体で充たされているからといって、所詮は男の身体…
女の魅力に敵う訳など無いのだ…と、どこか優越感に浸ってしまう…

「上手いはぁ…とても初めてなんて思えない…」
本当は童貞ながらの拙い動きではあるが、あえてそんなことは言わない。

彼をその気にさせてもっともっと快感を得る。
童貞くんは褒めて伸ばすに限るのだ。
そんな拙い攻めでも次第にスイッチが入ると気持ちよくなる…私の身体の奥底が泰雅さんを求めるのだ。

「いいよ、もっと強く、激しくしてもいいわ」
指が未開拓の部分に触れると優しくアドバイスしてみる。
「ああん、ソコ、いいよ…もっとして…」

戸惑いながらも巧に動く触手に結衣子のソコも憂いを帯びてくる…
カサカサとした微音がクチョクチョとした水分を含んだものに変わってきた。

「あぁ素敵ぃ〜上手よぉ…」
こうなったら褒め殺しだ…
ぅえ！？
と、突然、その手が結衣子の別の孔に伸びてきた…

「あ、あああんっ、そ、そっちはあっ」
泰雅さん、まさかのそっちの穴まで攻めてきてしまった…！
「だ、ダメ、そっちは、んっ、夫にも、まだ、きゃんっ」
…そっちも経験したことはあるけど、あまりに激しいのが来てしまいしばらく止めようと思っていたの…

だけど泰雅さんの指は止まらない。
ダブルで私の弱いところ刺激されちゃったら…もうダメ…