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幼妻のアブない日常
官能リレー小説 - 若奥さん

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幼妻のアブない日常 40

「じゃあ、真紀様で」
「豆腐メンタルの子にプレイは酷ね。もし鬱にでもしたら、ファンに刺されるわ。今日はカウンセラー代わりとして相手してあげる。様はいいわ」
「はい、真紀さん」
真紀はSM業界に入ってすぐに修行としてMも務めているから、SもMも心得ている。むしろノーマルなのは経験が少ないかもしれない。
「仕事柄、アブノーマルなのも結構見てきたから…恥ずかしがらずに言ってね」
「なら…」
「私は、マネージャーさんね。ストレスが多いと、精力弱ってない?気を使わず好きなだけ出していいから」

私は私で、マネージャーさんのスーツ越しにボディタッチ。
服の上からでも胸板の厚さがわかるし、龍一くんのいうとおり黒帯というのも偽りではないだろう。

「あの…」
「これでもグラビアやってるの…ご存知ないかもしれないけど」

「昔はよく見ました。男子校だったんで…」
「じゃあ、私の写真集は後輩たちのオカズね。本物のお相手が出来て鼻が高いわね」
「いえ、事務所にも内密にしないと…規則違反ですし」
「これは龍一くんの為でもあるの。もう恋人がいるんだから、そっちで慰めてもらえばいいの」
龍一くんと事務所の板挟みになって苦しんでいたのだろう。龍一くんにも相当依存されているに違いない。
「頭では分かっていても、体では…」
「お尻が疼くのね。私もいじってあげたことあるの」
この人は生まれてくる時代を間違えたのかもしれない。きっと、世が世なら若殿のために自ら盾になっていそうだ。

真紀とアイコンタクトを交わし、お互いに攻勢をかけようと頷きあう。
私はマネージャーさんのスーツをゆっくり脱がし分厚い胸板に顔を埋める。
真紀は龍一くんの頭を優しく撫でながら手ほどきだろうか。

「受け身が多いのかしら?」
「そういうわけでは…」
「私に任せてもらってもいいのかな、えっと…お名前は?」
「泰雅…です」

「それで泰雅さんは…龍一くんと?…」
ずっと気になっていたことを聞いてみる…

「あっ;………まあ…」
いくらでも嘘はつけただろうに、隠さずに認める泰雅に結衣子は好感を覚える。

「マネージャーさんも大変ね…若い性のはけ口になるなんて…泰雅さんにも彼女とかいるんでしょ?…」
「いえ…仕事ばかりの毎日で…気がつけば少年しか知らないなんてことになってしまって…」

「えっ…?、もしかして泰雅さんって………童貞なの?」

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